
9. 家族や身近な人の“悩み”にもヒントがある
起業のヒントは、自分だけではなく「家族」や「身近な人」の悩みにもあります。
たとえば――
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高齢の親がデジタル機器をうまく使えない
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子どもの習い事で送迎が大変
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パートナーが育児や家事に不満を感じている
こうした“日常のつまずき”こそ、リアルなニーズの宝庫です。しかも身近な人の声は、真剣に受け止めやすく、課題に対する解決意欲も高まりやすい傾向にあります。
「誰かの困りごとを、自分が得意なことで解決できないか?」という視点で考えると、自分らしいビジネスが見えてきます。
10. 起業アイデアは「継続」がカギになる
アイデア出しは一度やって終わりではありません。
むしろ、日々の積み重ねこそが、良いアイデアにたどりつく近道です。
おすすめは、「アイデアノート」や「気づきメモ」の習慣です。
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今日の会話の中で、面白かった話は?
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便利だと思ったサービスや商品は?
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不便に感じたことは?
これらを毎日メモしておくだけで、自然とアイデアの引き出しが増えていきます。
1日5分でも構いません。続けることで、発想力は着実に磨かれていきます。
アイデアとは、天から降ってくるものではなく、「気づき」「メモ」「検証」の積み重ねです。地道なように思えるこの習慣が、あなたらしいビジネスを生む最大の秘訣になるのです。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。