経営安定化借換資金のご案内
中小企業の皆様、資金繰りにお困りではありませんか?経営の安定化を図るための経営安定化借換資金をご紹介します。この制度を利用することで、既存の融資を借換え、より良い条件で資金を確保することが可能です。ぜひご一読ください。
資金の使途
この融資は、既に融資を受けている資金の借換えにより、中小企業者の経営の安定化を図るための運転資金として利用されます。
融資対象者
融資対象者は、以下の条件を満たす中小企業者または中小企業者の協同組合です。
- 市内に事業所を有し、引き続き1年以上現在の事業を営んでいること。
- 法人の場合は商標登録を、個人の場合は市内に住民登録を行っていること。
融資条件
融資を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 市税を滞納していないこと。
- 経営が健全で、返済能力が確実であること。
- 運転資金の融資を受けている者であること。
- 既に融資を受けている資金の返済残高が当該融資を受けた当初の額の4分の3未満であること。
- 新たに融資を受ける資金を含む場合、既に融資を受けている資金の返済に遅滞がないこと。
- 責任共有制度の対象である保証を受けて借換えを行うこと。
融資限度額
融資限度額は1企業 3,000万円です。ただし、新たに融資を受ける資金に関しては、申込金額の3分の1未満とします。
融資期間と利率
融資期間は10年以内で、利率は以下の通りです。
- 5年以内:年利1.9パーセント
- 7年以内:年利2.0パーセント
- 10年以内:年利2.2パーセント
信用保証と返済方法
栃木県信用保証協会の保証が必要で、保証料率は1.71パーセント以内です。返済方法は1年以内の据置後、月賦返済となります。
必要書類
- 市税完納証明書
- 最近期の決算書の写し
- 借換計画書の正本(様式第8号)
信用保証料補助
借入人が信用保証協会に支払った保証料の額の3分の1の額について、信用保証料補助があります。補助の限度は回数による制限はなく、申込みの都度補助が受けられます。
この経営安定化借換資金を活用して、資金繰りの悩みを解消し、安定した経営を実現しましょう。ぜひこの機会にご検討ください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。