
射水市の中小企業融資制度|設備投資促進資金のご案内
中小企業の皆様、設備投資をお考えですか?
ビジネスの成長を加速させるためには、機械設備の更新、新規工場の設置、店舗の増設など、積極的な投資が欠かせません。しかし、設備投資にはまとまった資金が必要であり、資金調達は常に経営者の悩みのタネです。
そこで射水市では、そうした前向きな設備投資をしっかり支援するために、「設備投資促進資金」という融資制度を整備しています。低利・長期・補助付きの安心な資金調達方法として、多くの中小企業から支持を受けているこの制度。今回は、その詳細をご紹介します。
制度内容
【対象者】
この制度の対象となるのは、次のような中小企業者です:
- 工場・店舗等を新たに建設または増設する事業者
- 生産機械や事業用車両など、業務の拡大・効率化に資する設備を導入する事業者
つまり、設備投資を通じて事業の拡大・改善を図ろうとするすべての中小企業者が対象になります。個人事業主・法人ともに利用可能です。
【資金使途】
本制度で融資が認められる資金の用途は以下の通りです。
- 設備資金(機械導入費用、建物工事費、車両購入費など)
- 設備投資に伴う運転資金(仕入れ、初期在庫、人件費などの周辺費用)
注意点:運転資金のみの借入は対象外です。必ず設備投資とセットである必要があります。
【貸付限度額】
融資限度額は3,000万円です。そのうち、運転資金として使えるのは設備資金の1/2以内、かつ上限500万円までとされています。
例:2,000万円の設備資金を申請する場合 → 運転資金は最大で1,000万円×1/2=500万円(上限)まで申請可能。
【貸付期間】
返済期間は10年以内と長期に設定されており、初年度については据置1年以内も可能です。
据置期間を活用することで、設備投資後の売上が安定するまで返済を猶予し、無理のない資金繰りが実現できます。
【貸付利率】
貸付利率は年1.80%以内となっており、民間金融機関と比較しても非常に有利な条件です。固定金利であれば、長期間の経営計画にも組み込みやすくなります。
【保証料率】
信用保証協会の保証を受ける場合、保証料率は1.05%〜0.35%となります。これは企業の信用状況や保証内容によって異なります。
【保証料補助率】
保証料に関しては、射水市が2/3を補助してくれます。
例えば保証料が30万円の場合、そのうち20万円が市の補助対象となり、企業の自己負担は10万円程度で済むことになります。
まとめ
「これまで使っていた設備が老朽化してきた」「もっと効率的な機械を導入して生産性を上げたい」「事業を拡大して店舗をもう1軒持ちたい」——そんなあなたの想いを、射水市の設備投資促進資金が後押しします。
手続きには、事業計画書や見積書、法人の場合は決算書などが必要になる場合があります。まずは資金使途や希望額を明確にしたうえで、金融機関や専門家と相談しながら進めていくことをおすすめします。
この制度を活用して、あなたのビジネスを次のステージへと進めてみませんか?将来の成長に向けた設備投資を、今こそ具体的に検討してみてください。ぜひこの機会にご利用をご検討ください!
【無料相談のご案内】
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業 資金繰り解決コンサルタント V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























