
佐野市産業振興支援資金(カーボンニュートラル推進支援枠)|脱炭素経営を後押しする融資制度
中小企業の皆様、カーボンニュートラルに向けた取り組みを支援するための融資制度をご紹介します。佐野市産業振興支援資金(カーボンニュートラル推進支援枠)を活用することで、持続可能なビジネスの実現に向けた一歩を踏み出すことができます。ぜひご覧ください。
申込資格
この融資を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 個人の場合:中小企業者等であり、市の区域内に事務所または事業所を有すること。
- 法人の場合:中小企業者等であり、商業登記簿に登記されていること。
- 全ての市税に滞納がないこと。
- 申込み時に1年以上同一事業を営んでいること。
- 中小企業信用保険法施行令第1条に規定する業種を営んでいること。
- カーボンニュートラルに向けた事業に取り組むこと。
必須書類
融資申請には、以下の書類が必要です。
- 事業計画書
資金使途
この融資は、カーボンニュートラルに向けた取り組みに必要な運転資金または設備資金に使用できます。
例えば、以下のような目的で活用できます。
- 省エネルギー設備の導入
- 再生可能エネルギー利用設備の設置
- 環境対応型製品の開発や生産体制の構築
融資限度
融資限度は、1企業につき2,000万円です。ただし、全体での融資額の合計が2,000万円以下となります。
融資期間
- 運転資金:7年以内
- 設備資金:10年以内
返済方法
毎月分割返済が基本ですが、1年以内の据置期間を設けることも可能です。
貸付利率
運転資金
- 3年以内:1.1%
- 5年以内:1.3%
- 7年以内:1.5%
設備資金
- 5年以内:1.3%
- 7年以内:1.5%
- 10年以内:2.0%
連帯保証人
原則として、法人の代表者を除き、連帯保証人は不要です。
信用保証料補助
栃木県信用保証協会の保証付きで、信用保証料の全額を市が負担します。
まとめ
この制度を利用して、カーボンニュートラルに向けた事業を推進してみませんか?環境配慮型の経営は、企業の社会的信用を高めるとともに、将来的なコスト削減にもつながります。新たな挑戦をサポートするために、ぜひこの機会をご活用ください。
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この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。




 
























