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是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
ビジネスモデルキャンバスで未来を描こう!起業・新規事業に必須の全体設計法
はじめに|起業や新規事業準備に、“図で描ける”ツールが欲しかったアナタへ
起業予定や新しい事業に取り組もうとしている方から、
「計画書を書くのが難しい」「そもそも何から始めたらいいか分からない」
そんな声をよく伺います。
そこでおススメなのが ビジネスモデルキャンバス。
ズバリ言います。
文章ではなく、“図で全体を可視化”できるので、誰にとってもわかりやすいんです!
今回はその全体像と最初のステップ(上部領域)をご紹介しますね。
1. ビジネスモデルキャンバスって何?|頭の中を「描く」ツールです
ビジネスモデルキャンバスとは、起業や事業設計で必要な要素を1枚に整理できる図です。
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顧客セグメント、提供価値、収益構造など、9つの要素で構成されています
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順に欄を埋めていくだけで、事業の全体像がわかるようになります
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中小企業診断士なども愛用する定番ツールです
今回は、キャンバス上部の「ビジネスのコア要素」について解説します。
2. 上部領域(1〜6)を書いてみよう!設計の鉄板順序
① 顧客セグメント(Customer Segment)
自分がターゲットにする顧客層をできるだけ具体的に書きます。
例:
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「30~50歳のサラリーマン、仕事帰りのランチ時」
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「小学生の子を持つ主婦、午後のティータイム」など
誰に向けて、どんな生活スタイルの人かを明確にしましょう。
② 提供価値(Value Proposition)
そこで提供する価値とは?競合とどう差別化するのか?
例:
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「家系ラーメンが多い地域で、あっさり系を提供」
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「健康志向のランチに特化」など、自社だけの価値を描きます。
③ キーリソース(Key Resources)
価値提供のために必要な資源です。
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特製スープの製造ノウハウ
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忙しくても元気を出せるスタッフ
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50年の職人経験
これが企業の強みであり、競争力になります。
④ 主な活動(Key Activities)
日々行うべき重要な活動を明確にします。
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ラーメン調理・仕込み
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店舗運営
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接客、販促など
何をしなければ価値が生まれないか、逆算して書きましょう。
⑤ 主なパートナー(Key Partners)
事業を支える外部の協力先です。
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麺や調味料の仕入れ先
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食材加工業者
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店舗運営のバックアップ業者 など
誰と連携して提供するかを可視化できます。
⑥ 顧客との関係(Customer Relationships)
顧客との接点や関係性を設計します。
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初来店型か
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リピーター重視か
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クラブ会員や予約システムを使うのか
ファンになる関係性をどう築くかイメージしやすくなります。
3. この上部領域で何が見えてくる?活用メリットまとめ
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足りていない要素が「一目」でわかる
→ 顧客像がぼんやり / 強みが薄い/ チャネルが足りない… -
自分の事業の課題点が見える
→ 「今のままでは提供価値が弱い」=対策が立てやすい -
資金計画や支援相談の裏付け資料にも使える
この1枚だけで、事業構成の見える化が可能になります。
4. まとめ|キャンバスはここからがスタート!次は下部領域へ
今回は上部領域(顧客・価値・活動など)をご紹介しましたが、
次回動画・記事では、下部領域(収益構造・コスト構造・チャネル)についても解説いたします。
このツールを使うことで、
頭の中にある構想を整理し、計画に進める“第一歩”が踏み出せます。
「どこから書いたらいいか分からない」と感じた方も、
ぜひ無料相談を活用して、キャンバスの書き方を一緒に整理しましょう!
フリーダイヤル tel:0120-335-523