
【自己資金無しで起業?】開業資金融資を成立させるヒントと実務
はじめに
「貯金がないけど、一年後には起業したい」。 そんなビジョンをしっかり持っている方、実はけっこういらっしゃいます。
しかし、その際、必ず出てくるのが「じゃあ資金はどうする?」という問題ですね。
自己資金がなくても、開業資金を借りることは可能なのか?
この質問に、ずばり答えてみましょう。
実は、自己資金なしでも融資は可能
ずばり言いますね。
「自己資金なしでも融資を受けられる可能性はあります」。
ただし、ちょっとしたテクニックとコツが必要なのも事実。
自己資金なしの場合、融資元はこれまでの経験、起業理由、事業計画書の洗練度など、別の要素をより重要視することになります。
自己資金なしで融資を成立させる3つのヒント
1. 事業計画書の完成度を高める
これがまず一番の勝負ポイント。
ご自身の計画が、どれだけ精密に、どれだけ評価されるものかを、「文書」という形でビシッと指し示すことができるかが採否の分かれ目になります。
2. 経験やスキルをしっかり表示
「この人ならばやりとげられそう」と思わせるような経験や技術をもっていれば、これも大きな助けになります。
特に同業種の経験がある場合、起業合理性が高いと評価されやすくなります。
3. 他の支援者の存在
サポート者、税理士、指導員、商店街推進センターなどから、推奨文書や支援をもらえる場合、信用の補強になります。
これは、ある意味「見えない自己資金」のようなもの。
FAQ – よくある質問
Q. 本当に自己資金ゼロでも通るの?
A. 一概には言えませんが、その代わり「別のポイントで優秀さ」があれば可能性はあります。
Q. 自己資金があれば途中で借りられる?
A. その都度融資をリフォームすることもできます。 しかし、はじめの資金の重みをよく知り、前提を完璧にすることが大切です。
おわりに
自己資金がないと起業はできないのか?
その言葉は、半分正しくて、半分誤りです。
たしかに、自己資金は重要です。
でも、それだけではなく、起業に対する想いや経験、計画の完成度、周囲の支援。
これらをトータルで見たとき、「通る事業計画書」の元は何か?が見えてくるはずです。
一年後の起業へ向けて、今日からできることをこつこつと積み重ねていけば、道は開けますよ。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























