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運転資金と設備資金の違いとは?元公庫店長がズバリ解説!
はじめに:「資金の種類って、違いがよく分からない…」
起業や経営の現場では、「運転資金」「設備資金」「借換資金」など、いろいろな“資金の名前”が飛び交います。でも、いざ「じゃあ運転資金って何に使えるの?」「設備資金の見積もりってどれぐらい必要?」と聞かれると、ちょっと答えに詰まること、ありませんか?
今回は、そんな「資金の種類」の基本的な考え方について、元日本政策金融公庫店長である登場人物がズバッと丁寧に教えてくれています。
動画を見たら、きっと「なるほど!」がいっぱい。まずはそのポイントを、この記事で整理していきましょう。
「運転資金」と「設備資金」って、何が違うの?
●設備資金とは?
設備資金とは、その名のとおり「設備」を購入するための資金です。
たとえば、
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業務用の大型冷蔵庫
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システムやパソコンなどのIT機器
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店舗の内装工事
といった、「これを買います!」と明示できるものが対象になります。基本的には見積書を添えて、「これにいくら必要です」という証拠を提出する必要があります。
●運転資金とは?
一方で、運転資金は少しあいまいです。
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仕入れ資金(3か月分など)
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未払い金の支払い
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広告宣伝費
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家賃、人件費
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売掛金の入金までのつなぎ
など、「日々の営業活動を支えるお金」が該当します。
ただし注意点として、運転資金は「ざっくり」では通らないんです。公庫や金融機関に申請する際は、ある程度の内訳や根拠を示すことが求められます。
運転資金を申請する際のポイント
① 少しでも具体的に説明しよう
たとえば、「仕入れ資金として3か月分必要です」とか「売掛金の回収が遅れているので資金繰りに必要です」など、裏付けとなる情報があると審査が通りやすくなります。
② 見積書はいらないが、説明は必要
設備資金のように見積書までは求められませんが、「何のために、どれくらい必要なのか」はしっかりと説明しましょう。
よくある質問①:いくらまで借りられるの?
ズバリ、「年商500万円の会社が、運転資金として2000万円借りられますか?」
答えは、「基本的に無理です」。
運転資金は、一般的に「月商×○ヶ月分」という目安で考えられます。また、返済負担とのバランスも重要です。年商規模から大きく逸脱した金額を申し込んでも、「ちょっと多すぎでは…?」と思われてしまいます。
よくある質問②:設備資金なら2000万円は借りられる?
場合によってはYES。
設備資金は「必要不可欠な設備であること」が説明できれば、金額が多少大きくても可能性はあります。ただし、やはり返済能力とのバランスは見られます。
融資審査の本音:「運転資金は曖昧なままでは通らない」
元公庫店長曰く、
「“運転資金です”と言われても、“それって何ですか?”と聞きたくなります」
金融機関はあくまで「納得できる理由」と「返済できる見込み」を見ています。だからこそ、曖昧なままでは通らないんです。
最後に:悩んだら、まずはご相談を!
資金調達は、起業・経営の“生命線”です。そして、運転資金や設備資金の考え方は、その第一歩。
でも、どうやって説明したらいいのか分からない…。何を根拠に出せばいいのか分からない…。そんな時こそ、まずは相談してみましょう!
私たちは、起業家・経営者の皆さまの「お金の不安」に寄り添いながら、具体的なアドバイスをさせていただいています。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
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