
会社で補助金申請や各種オンライン手続きを進めようとしたとき、
「GビズIDが必要です」と言われて止まってしまう――。よくある話です。
本記事では、経営者の方向けに、判断 → 取得 → 運用までを一気通貫で整理します。
難しい言葉はなるべく噛み砕きますので、安心して読み進めてくださいね。
まず結論:GビズIDプライムは「本人確認が必要な行政手続き」に強い
GビズIDは、1つのIDで複数の行政サービスを利用できる共通認証アカウントです。
その中でもGビズIDプライムは、審査を経て発行される「本格運用向け」のアカウント。
補助金申請や継続的な行政手続きを行う場合の起点(スタート地点)になりやすい、という位置づけです。
ズバリ言いますと、「あとで結局プライムが必要になる」ケースが多いので、
最初に方向性を決めておくと二度手間が減ります。
GビズIDの種類を比較(プライム・メンバー・エントリー)
GビズIDとは(行政サービスをまとめて使う共通アカウント)
GビズIDは、複数の行政システムに共通でログインするためのアカウントです。
とくにプライム・メンバーは二段階認証が前提で、セキュリティを重視した設計になっています。
「会社の手続き」なので、ここは大事なところですね。
比較表(おすすめ用途・本人確認・できること)
| 種別 | 発行方法 | 発行期間目安 | 認証方式 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| エントリー | 審査なし | 即日 | ID・パスワード | 限定的・試験利用 |
| プライム | オンライン/書類審査 | 最短即日〜約2週間 | 2段階認証 | 会社としての本格運用 |
| メンバー | プライムから追加 | 即時 | 2段階認証 | 担当者運用・委任 |
ここで誤解が多いのですが、「担当者にIDを共有して使う」のはおすすめしません。
メンバー運用で権限を分けるのが基本です。
後でトラブルになりやすいポイントなので、先に押さえておきましょう。
経営者が押さえる判断ポイント
- 補助金や複数手続きを予定しているなら、最初からプライムが安心
- 担当者に任せたい場合は、メンバー運用(権限設計)までセットで考える
- ID共有ではなく「誰が何をできるか」を決めるのがポイント
プライムが必要なケース(先に判断しておく)
プライムを取得すべき代表的なケース
- 補助金・助成金の申請を行う
- e-Gov等の電子申請を利用する
- 社内で申請業務を分担したい(メンバー運用をしたい)
- 今後も行政手続きを継続的に行う
ポイントはここです。
「今回だけ」のつもりでも、行政手続きは思ったより発生します。
先にプライムを取っておくと、あとがラクになります。
エントリーで足りる可能性があるケース
単発・限定的な手続きのみの場合は、エントリーで足りることもあります。
ただし、あとからプライムが必要になると二度手間になりますので、
「今後の見込み」を一度棚卸ししてから選ぶのが安全です。
よくある不備・差し戻し理由と回避策
法人情報・代表者情報の表記ゆれ
もっとも多いのが、会社名・住所・代表者名の表記ゆれです。
ここは「いつもの表記」ではなく、公的情報と一致させるのが鉄則です。
(全角/半角、丁目・番地の表記、株式会社の位置など、細かいところが効きます。)
メール・SMS・ワンタイムパスワードのトラブル
「メールが届かない」「SMSが来ない」で止まるのも、あるあるです。
受信設定は事前に行い、ワンタイムパスワードは有効期限内に入力しましょう。
経営者の方はここで時間を溶かしがちなので、先に環境を整えるのがコツです。
認証方式やマイナンバーカードの誤解
オンライン申請では、マイナンバーカードと対応スマートフォンが必要になるケースがあります。
「スマホはあるけど読み取りができない」「アプリ操作でつまずく」も起こりやすいので、
早めに試しておくのが安心です。
申請前チェックリストと取得方法
申請前チェックリスト
- メールアドレス(受信設定済)
- SMS受信可能な電話番号
- マイナンバーカード・対応スマホ(オンライン申請時)
- 法人番号・正式表記情報(会社名・所在地・代表者等)
「準備が8割」です。ここが整うと、申請はスムーズに進みます。
オンライン申請の流れ
- GビズID公式サイトから申請開始
- メール認証・基本情報入力
- アプリで本人確認
- 審査後、ID発行
途中で止まりやすいのは、メール認証とアプリ本人確認です。
ここだけは「まとまった時間を確保」して進めると、途中離脱が減ります。
V-SpiritsのGビズID無料取得支援サービス
こんな経営者におすすめ
- 差し戻しを避けたい
- 忙しくて申請に時間を割けない
- 取得後の運用設計(メンバー・権限)まで整えたい
「やってみたけど止まった」「差し戻しが怖い」というときは、
伴走型の支援を使うのも一つの手です。
支援内容
- 事前情報整理(表記ゆれ・必要情報の棚卸し)
- 申請フローの伴走支援(つまずきポイントの回避)
- メンバー運用・委任設計(権限の考え方)の整理
無料相談のご案内
弊社では、元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが補助金支援を行っております。このケースは補助金の対象になるのか?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。



























