
実録!創業融資における情報を鵜呑みにしてしまうと・・・
定年後にFC加盟して創業を目指す方との出会い
先日、勉強会で知り合った方で、定年を機にFC加盟して第二の人生を過ごしていくといった方に出会いました。
永年勤められた会社を定年退職し、今度は自分の力で稼いでいく行動力は素晴らしいと感じました。
違和感を覚えた創業融資申請の内容
しかし、話を聞いているうちにいくつか違和感を感じました。その方は、創業融資を借りて事業を創めるようで数日前に申請したそうです。
私が違和感を覚えたのは以下の4点です。
- 運転資金300万円、設備資金350万円で申請しましたが、内装工事見積りは400万円で出してもらい、実際の工事費は300万円で納めるので残りの金額は運転資金に回したい。
- 事業計画書は本に書いてある通りに書きました。
- 前オーナーがデータ等を全く取らない人だったから、どんな顧客がターゲットかはわからなく売上計画はこうやって言っていたって数字を書きました。
- 今まで何十年と行ってきた事業とは全く別の新事業を行う。
それぞれに対して細かく深堀りはしませんが、この4点を見ただけでも審査が通るかどうかは疑問が残ります。
なぜプロのアドバイスが必要なのか?
既に申請済みであったことから何も手を加えることはできません。
もし、事前にプロに相談をしていれば違った形になったのかなと少し残念にも思いました。
その方は、本を読んでその通りに行ったと言っていました。
本に書いてある内容だけでは足りない
決して本が間違っているとかではありません。
本に書いてあることのもっと奥深くにある部分を本来は知っておくことが融資審査ではとても大事になります。
創業計画書は“書式通り”ではなく“伝わるかどうか”がカギ
代表的なところでいくと、日本政策金融公庫創業融資における「創業計画書」は、必ずその書式のみしか使ってはいけないとも書いていません。
実際に書式を見たことある方はわかるかもしれませんが、かなり簡易なものとなっています。書く方は楽かもしれませんが、見る方は簡易の書類からすべての情報を得ることは不可能です。
もしかしたら、そこの部分で審査が通っていない方も一定数の割合でいらっしゃるかもしれませんね。
審査を曖昧なまま受けてはいけない
自身があいまいなままで審査申込してしまうと期待する結果を得ることは難しくなるかもしれません。
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