ビジネスの特徴
カレーショップは、店舗を用いて自家製のカレーを提供するビジネスです。多様なメニューを提供できるともに、高い利益率を確保しやすい点が特徴です。また、フランチャイズ展開が容易であり、テイクアウトやデリバリーの需要にも対応できるため、安定した収益を見込むことができます。
市場トレンド
（１）ヘルシー志向と特定の食事ニーズ対応
現代の消費者は、健康を重視した食事選びをする傾向が強くなっています。ビーガンメニュー、グルテンフリー、低カロリー・低脂肪メニュー、スーパーフードの仕様などの取り組みがカレーショップではなされています。また、消費者の食事に対するニーズが多様化しているため、特定の食事制限や嗜好に対応したメニューを提供することが重要となります。アレルゲン対応、糖質制限、ローカーボメニューなど消費者の食事に対応することが今後重要になります。
（２）テーマ性と体験型店舗
ユニークな内装やテーマ、特別なイベントを提供する店舗が増えています。食事を楽しむだけでなく、特別な体験を提供することで、リピーターを増やすことができます。
開業形態
カレーショップに関しては、大きく２つの形態があります。
（１）個人事業主
（２）法人の設立
許認可
カレーショップを開業するには、以下のような許認可が必要になります。
（１）食品衛生法に基づく営業許可
飲食店を開業するには、「飲食店営業」の申請を行ない、許可を得る必要があります。
（２）食品衛生責任者の配置
食品衛生法では、各店に1人、食品衛生責任者を置くことが義務づけられています。
食品衛生責任者には、調理師、栄養士、製菓衛生師いずれかの資格を持つ者が必要です。資格者がいない場合、地域の保健所が実施する食品衛生責任者のための講習を受講し、テストに合格しなければならないです。なお、食品衛生責任者の資格は、全国で有効となっています。
開業ステップ
カレーショップの開業ステップとしては以下のような流れで進められます。
➀事業計画書の策定
②法的手続きと許認可の取得
③資金調達
④店舗・設備準備
⑤宣伝・プロモーション
⑥カレーショップ 開業
開業資金
カレーショップに必要な開業のための初期費用の目安は約955万円となります。店舗を新しく準備する場合は、改装費や設備投資が大きな割合を占めます。初期投資を抑えるためには居ぬき物件などを活用することも効果的です。
事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。
会社設立
カレーショップは、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといった際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。
①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可
その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。
弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
収益モデル
開業にあたっては、カレーショップは在庫を抱えることがないビジネスであり、他業種に比べて開業資金・運転資金が少ない傾向があります。
まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。
以下のリンクからダウンロードできます。
最後に
以上がカレーショップ開業の全体像になります。
最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか？
カレーショップの開業って意外と手間がかかる‼
事業計画書の作成や資金の調達、許認可の取得など、開業までにやるべきことがたくさんあります。
弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。
お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。
弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル 0120-335-523
