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コラム

合い鍵店開業

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合い鍵業の開業ガイド:開業形態・資金・収益モデルまで徹底解説

ビジネスの特徴

合い鍵店は、主に鍵の製造・販売・施行業務を請け負う職業です。特に資格が必要とされる職業ではありませんが、高い技術が要求されます。また、いかにお客様や地域と「信頼関係」を築けるかが重要になる職業です。

市場トレンド

合い鍵業界のトレンドは以下になります。

⑴防犯市場は拡大中

侵入窃盗の件数は年々減少しているものの、人々のセキュリティや防犯への意識は依然として高いままなので、合い鍵業は顧客から広く支持されています。

⑵出張サービスによる差別化

訪問サービスや、車の開錠などの出張サービスが急速に拡大しています。お客様のもとに訪問する際は、清潔感や丁寧な言葉遣いなど、基礎的な接客マナーの徹底が求められます。

⑶フランチャイズチェーンによる出店が多い

合い鍵業には多くのフランチャイズチェーンが存在し、加盟店を募っています。フランチャイズを選ぶ際には、ロイヤリティ(毎月本部に支払う料金)とサポートの質のバランスや、営業エリアの制約などを考慮する必要があります。

開業形態

●キースミス型

主に店舗において合鍵の製作や販売を行う業態です。スーパーマーケットの一角や駅構内などに店舗を構え、靴やカバンの修理と兼業しているパターンが多くみられます。

●ロックスミス型

出張作業を主とし、技術的なサービスを提供する業態です。依頼者のもとに直接出向き、鍵の紛失や錠前の修理・交換などのメンテナンス等を行います。路面店の出店にシフトする企業も出てきており、サービスの多様化に力を入れています。

●フランチャイズ型

フランチャイズチェーンのメリットとしては、ネームバリューがあるため信頼性が高いことや、技術指導の環境が整っていることが挙げられます。ブランドの知名度を活用した集客も見込めます。しかし、ブランドやノウハウを提供してもらう対価として、利益の何パーセントかを本部に支払う必要があります。

許認可

法的な届け出や許可・資格は必要なく、開業にあたっては原則的に自由です。一般的な開業手続きのみ必要となります。

開業にあたって必須ではないですが、「鍵師技能検定試験」という、日本鍵師協会が実施する鍵開けの民間資格があります。お客さまへのアピールになるため、鍵師の資格を取得するのも良いでしょう。

開業ステップ

  1. 事業計画の策定
  2. 資金調達
  3. 宣伝広告・プロモーション
  4. 開業

開業資金

合い鍵業開業には、一般的に1万円ほどの開業資金が必要といわれています。これは繁華街に10坪の店舗を開業する場合のモデルケースです。内訳としては、物件取得費、設備工事費・備品費等、開業費などがあります。

他の事業と比較するとかなり低コストで開業をすることができます。しかし。事業成功のためには認知度の向上が欠かせません。そのため、広告宣伝費などの販売促進費用が欠かせません。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

会社設立

合い鍵業は比較的小資本で開業できることもあり、個々の企業は小規模業者が多い傾向にあります。また、他の業種との兼業もしやすいと言われています。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといった際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。

では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

  1. 申請書類の作成
    ※申請書類は都庁で購入できます。
  2. 免許申請
    ※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
  3. 審査
  4. 許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。

収益モデル

合い鍵業の経営改善と収益向上のためには、戦略的なアプローチが必要です。開業に際しては、明確なビジネスプランの作成が基本となります。事業計画には、事業の目的、目標、戦略、市場分析、財務計画などが含まれるべきです。

ビジネスプランは、事業の方向性を定め、潜在的な問題を予測し、解決策を模索するための重要なドキュメントです。(フランチャイズの場合は、本部が用意してくれることもあります。)

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

最後に

以上が合い鍵業を開業する際の全体像になります。

最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?

合い鍵業の開業ってめんどくさい‼

事業計画書の作成や資金の調達など、やるべきことがたくさんあります。また、しっかりと計画を立てなければすぐに廃業に陥る可能性もあります。

そのため、お客様のニーズや競合他社を踏まえて店舗のコンセプトを立て、サービスの内容を工夫する必要があります。

ここまで聞くと合い鍵業の開業は自分には難しいと感じてしまうかもしれません。そこで、

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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