
専門家が敷居が高いと思ってしまう理由とは?
起業や経営に悩んだとき、「専門家に相談したほうがいいのでは?」と思ったことはありませんか?しかし実際には、多くの人が「相談に行くのが気が引ける」「ちょっと怖い」と感じ、なかなか一歩を踏み出せずにいます。今回は、なぜ専門家に対して「敷居が高い」と感じてしまうのか、その理由を深掘りし、気軽に相談できるためのヒントをお伝えします。
1. 「お金がかかる」という先入観
専門家と聞くと、真っ先に「相談したら高額な費用がかかるのでは?」という不安がよぎります。たしかに有料相談もありますが、実は多くの専門家が初回無料相談を提供しています。この誤解が払拭されない限り、敷居の高さはなくなりません。その後もしつこい営業などをする人はいないと思います。
2. 「自分なんかが相談してもいいのか?」という心理的ブロック
「まだ起業していない」「売上が少ない」「大したことをしていない」――こうした謙遜や自信のなさから、専門家に相談する資格がないと思い込んでしまう人は少なくありません。しかし専門家は、まさにそういう「これからの人」を支援するために存在します。相談内容に大小は関係ありません。
3. 難しい言葉を使われそうで不安
税理士、社労士、行政書士…それぞれの分野には専門用語が多く、「自分には理解できなさそう」と感じてしまう方もいます。しかし、本当に信頼できる専門家は、初心者でもわかる言葉で丁寧に説明してくれます。専門用語を多用する人が“良い専門家”とは限らないのです。
4. 怒られそう、ダメ出しされそうという不安
「こんなことで困ってるなんて言ったら怒られるかも…」という感情は、多くの人に共通しています。特に帳簿や契約書類、社内の体制が未整備の状態で相談するのは、恥ずかしいと感じるもの。しかし、専門家はそれを“整えるプロ”。未完成だからこそ相談するのが正解です。
5. どこにいるのか、誰に相談すればいいのかわからない
最後に、「相談したいけど、そもそもどの専門家に聞けばいいのかわからない」「信頼できる人が見つからない」といった声も多く聞かれます。インターネット検索でヒットするのは事務所ばかりで、リアルな口コミが少ないという点も、敷居を高くしている要因の一つです。
敷居を下げるために、まず一歩踏み出そう
多くの専門家は「頼られること」に喜びを感じています。「わからないことがある」「不安を解消したい」と思ったその時こそ、相談のタイミングです。無料相談を活用して、まずは一度コンタクトを取ってみましょう。
おわりに
「専門家に相談するのはまだ早い」「怒られるかも」「高そう」と感じている方こそ、実は一番相談すべきタイミングにいます。敷居の高さは、思い込みが作り出した壁に過ぎません。一歩踏み出せば、その先には力強いサポーターが待っています。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。