
「持ち帰って検討しますね」
この言葉はビジネスの現場ではよくある言葉です。
今回は、銀行員が「持ち帰って検討しますね」といったときはどのような時かを解説します。
銀行員が持ち帰って検討しますというシチュエーションの多くは融資に関する場面が大半です。
企業側から銀行へ融資をして欲しいと相談をするときの決まり文句と言ってもよいフレーズです。
では、なにを検討するのか?
1つには、そもそもの融資ができるかどうかの可否について。もしくは融資は可能だけれども金額面
の折り合いがつくかどうかなど検討事項は様々あります。一般的には前述した2つを検討するケースが
多いです。
ただし、検討するといっても温度差やスピード感に相違がありますので鵜呑みにすることは危険です。
数日で回答する担当もいれば、一週間・二週間単位で考える担当もいます。ごくまれに検討しますと
言ったことを忘れてしまっている担当者もおります。
企業側は急いでいたにも関わらず、思うような動きをしてもらえていなかったケースはあります。
どうしたらそのようなミスマッチが解消できるのでしょうか?
それは、明確な回答期日を設定することです。期日は場合によりますが1~2週間くらいが妥当です。
約束した期日に回答がなかった場合は、進捗がどうなっているかを担当者に確認をしてみましょう。
確な回答期日を設定することです。期日は場合によりますが1~2週間くらいが妥当です。
約束した期日に回答がなかった場合は、進捗がどうなっているかを担当者に確認をしてみましょう。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。