前回はシード期について紹介しました。いわゆる起業前の段階を指します。
今回は、「アーリー期」とはどのような段階化を解説していきます。
「アーリー」とは、製品やサービス提供を始めたが、市場に受け入れられるように試行錯誤している段階にある企業の成長ステージを指します。市場にはまだ無い革新的なサービス提供を目指しているためすぐに受け入れられず、日々顧客からのフィードバックを受けて試行錯誤をしており、機能や価格体系などを含め調整していく必要があります。
また、この時期には組織的に対応していくため雇用が始まります。シード期も経費先行ですが、アーリー期でも経費が先行します。早い段階で市場に受け入れられ製品やサービスを改善し資金化していく必要があります。そうでないと、資金がショートして倒産してしまうため資金調達がカギとなる時期です。