
一年後に起業を考えているあなたへ:保証協会を正しく理解しよう!
こんにちは、起業コンサルタント(R)、税理士・行政書士・FPの中野裕哲です。今回は、これから起業を目指す方にぜひ知っていただきたい「保証協会」について、ズバリ、わかりやすくご説明しますね。
保証協会とは?ズバリ言うと「信用の後ろ盾」!
保証協会とは、簡単にいえば「信用保証を提供してくれる公的機関」のこと。起業家が金融機関から融資を受けたいときに、「この人に貸しても大丈夫ですよ」と保証人のような役割を果たしてくれる存在です。
特に、創業時はまだ実績もなく、金融機関にとっては貸し倒れリスクが高く見えがち。そのときに保証協会が入ることで、銀行も安心して貸せるようになるのです。
どうして起業時に必要なの?
会社員時代には想像もつかないかもしれませんが、起業直後は「信用ゼロ」状態です。いくら素晴らしいビジネスプランがあっても、それだけでは銀行は融資を渋りがち。だからこそ、保証協会の「信用の肩代わり」はとても心強い存在になるのです。
保証協会付き融資のしくみ
保証協会付き融資の大まかな流れは次の通りです:
- 起業家が金融機関に融資を申し込む
- 金融機関は、保証協会に「申込人を保証してもらえるか」を打診する
- 保証協会が審査を行う
- 保証がOKなら、金融機関が融資を実行
- 万が一返済できなかった場合、保証協会が代わりに弁済
注意点とメリット
メリット
- 実績がなくても融資が通りやすくなる
- 金利が比較的低いことが多い
- 地方自治体との連携でさらに有利な条件になることも
注意点
- 保証料がかかる(保証協会に支払う手数料のようなもの)
- 融資審査が二重になる(金融機関+保証協会)
起業準備中にやっておくべきこと
保証協会付き融資をスムーズに受けるには、準備が何より大事です。次の3点は最低限おさえておきましょう:
- しっかりした事業計画書を作成(数字の裏付けが大切です)
- 自己資金を用意(目安としては創業資金の3割以上)
- 信用情報をクリーンに保つ(過去の延滞があると不利です)
加えて、商工会議所や中小企業支援センターなど、地域の支援機関を活用してアドバイスを受けるのも効果的です。専門家の視点から事業計画をブラッシュアップしておくことで、融資の成功率も高まりますよ。さらに、税理士や社会保険労務士といった士業の先生方と早期に関係を築いておくことも、心強い味方になります。
また、実際の融資申請時には、自己紹介や志望動機にあたる「創業の動機」も重要な審査ポイントになります。なぜその事業を始めたいのか、どんな経験や思いがあるのかをしっかり整理しておきましょう。あなたの情熱や実行力が、審査担当者の心を動かす要素になるのです。
さらに、融資を受けた後の資金の使い道も明確にしておくと良いでしょう。例えば、設備投資、人件費、広告宣伝費など、使途を具体的に記載することで、「この人はちゃんと計画を立てている」と金融機関や保証協会に安心感を与えることができます。
よくある質問(FAQ)
Q. 保証協会の保証がつけば、誰でも必ず借りられるのですか?
A. 残念ながらそうではありません。保証協会がOKでも、金融機関側がNGを出す場合もありますし、その逆もあり得ます。
Q. 保証料はいくらくらいかかりますか?
A. 一般的には、融資額の1~2%程度が年間の保証料としてかかります。地方自治体の制度融資などで軽減措置があるケースもあります。
Q. 個人事業主でも利用できますか?
A. はい、もちろん可能です。個人事業主として創業する場合も、保証協会付き融資は非常に有効です。
Q. どの保証協会を使えばいいのでしょうか?
A. 原則として、あなたの事業所の所在地を管轄する都道府県の信用保証協会を利用します。
最後にひとこと
起業という人生の大きなチャレンジにおいて、資金繰りの問題は避けて通れません。そんな中で、保証協会付き融資は、実績のない起業家にとって「最初の一歩」を支えてくれる、まさに“影の功労者”ともいえる存在です。
不安なときは、起業支援の専門家にぜひご相談くださいね。起業前の準備段階から、保証協会付き融資を念頭に置いて資金計画を立てておくことが、成功への近道になりますよ!
起業の世界は一筋縄ではいきませんが、正しい知識と準備があれば、怖がることはありません。あなたの夢の実現に向けて、一歩ずつ進んでいきましょう!
一歩踏み出せば、あなたの未来は確実に動き出します。保証協会制度を正しく理解し、力強いスタートを切るための準備を、今から始めてみましょう!
あなたの人生を変える「起業」という選択肢。保証協会という強力なサポーターを味方につけて、安心感を持ってスタートダッシュを切ってください。未来は、行動するあなたの手の中にあります!
そして、あなたが歩むその一歩一歩が、やがて社会に新たな価値を生み出すことにつながっていきます。地域に、業界に、そしてあなた自身の人生に光をもたらす起業という選択を、胸を張って進めていきましょう!
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起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























