
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
こんにちは。起業コンサルタント、税理士・行政書士・FPの中野裕哲です。
今回は、元日本政策金融公庫支店長の多胡藤夫さんと一緒にお届けする「タコさんシリーズ」から、特に反響の大きかったテーマを取り上げます。
ズバリ——
物件が未契約でも、融資の審査って進めてもらえるのか?【物件未契約でも融資は通る?元公庫支店長がズバリ解説】
〜飲食・店舗開業時に避けて通れない「物件×融資」のリアルな話〜
開業資金を考えている方の多くがぶつかる疑問です。この記事では、そのリアルな答えを、わかりやすくまとめました。
動画とあわせてご覧いただけると、より理解が深まりますよ!
【未契約の物件でも審査は進められる?】
結論から言えば——
「ある程度確定していれば審査は可能」です。
とはいえ、「確定」の意味が重要なポイント。
◆未契約でも必要な要素:
- 物件の場所・条件がほぼ確定していること
- 家主(大家)との交渉が進んでおり、契約直前であること
特に飲食店など立地が重要な業種では、「どこでやるか」が売上予想に直結するため、場所が不明確な状態では審査を進めるのが困難になります。
【契約前後で変わる審査の進み方】
「契約書がないとダメなんですか?」というご質問も多くいただきますが、ズバリ:
契約書が必須というわけではありません。
ただし、審査する側としては「この物件でやる!」という意志と根拠を求めています。
◆契約書がなくてもできること:
- 申込書や意向確認書があれば代用可能な場合も
- 融資実行までに契約書が必要なケースもあるため、スケジュール調整が必要
【審査途中で物件が変わったら?】
「審査中に大家さんに“浮気”されました…」
こんな話も実際にあります。その場合はどうなるか?
◆ズバリ答えます:
- 原則、再申請になります。
理由は、事業計画がその物件ありきで立てられているからです。
物件変更 = 売上・回転率・顧客動線などすべてが変わる → 計画の前提が崩れる → 再審査、という流れですね。
【契約後に断られることも?】
「契約してるから、もうお金貸してくれますよね?」
これもよくある誤解です。
◆注意:契約しても融資は“確約”されません!
- 立地や業種、売上見込みが不十分と判断されれば、断られることも
- 契約前の資金相談・事業計画の精査が重要です
【自己資金で契約金が足りない場合】
こんなケースもあります:
- 物件契約金:300万円
- 自己資金:200万円
- 融資希望額:500万円(そのうち100万円を契約金に充てたい)
◆この場合どうなる?
- 融資実行前に契約金が支払えない場合は「分割実行」や「仮押さえ書面」の活用を提案されることも
- 交渉により、先に一部融資 → 契約後に残額実行という方法もあります
【FAQ:物件契約と融資の関係】
Q1. 「物件を押さえるには、契約書が必要ですか?」
A. 確定物件の“証拠”としては契約書が最も有効ですが、交渉中の書面でも可能なケースあり。
Q2. 「契約後に断られたら、お金は返ってきますか?」
A. 基本的に契約金は返金されません。だからこそ、契約前に十分な融資相談が必要です。
Q3. 「審査途中で物件を変更したら、またゼロからですか?」
A. 原則再審査となります。物件が変わると事業の計画前提が変わるためです。
Q4. 「契約前にいくらまで借りられるか、確認できますか?」
A. 仮審査や相談の場で、目安を教えてくれる場合があります。事前相談を活用しましょう。
【まとめ:物件契約と融資は“セットで設計”しよう】
ズバリ言います——
物件が決まっていないと、融資も進まない。でも契約してからでは遅い。
だからこそ、**「契約前にしっかり相談して、計画を固める」**これがとても重要です。
私たちV-Spiritsでは、物件選定段階からの事業計画書作成、融資申請支援、交渉の仕方まで、総合的にサポートしています。
「今の状態で申請できるの?」「先に契約しても大丈夫?」というお悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談くださいね。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523