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創業計画書の書き方で融資は決まる!元銀行支店長が教える必勝ポイント
はじめに
創業融資の申込みにおいて、「創業計画書」は最も重要な書類の一つです。
一見、形式的な書類に見えますが、実はここに書かれた情報が審査官の頭の中にあなたの事業イメージを作る土台になります。
今回の記事では、創業計画書作成のコツを、わかりやすく整理しました。
この記事を読めば、「何を・どこまで・どう書くべきか」がはっきりわかります。
第1章 まず重視されるのは「経歴」と事業の関連性
経歴は履歴書以上に詳しく
創業計画書の最初の重要ポイントは経歴欄です。
審査官はまず、あなたのこれまでの経験と、今回始める事業内容がどうつながるのかを見ます。
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関連性がある場合:経験年数、実績、成果を具体的に書く
例)「年間○○件の営業訪問」「売上○○万円を達成」「店舗回転率○回を実現」 -
関連性が薄い場合:なぜその事業をやろうと思ったのかを丁寧に説明
「経験がないから不利」というわけではありません。
重要なのは、「なぜやるのか」を明確にし、その熱意や理由を伝えることです。
第2章 差別化ポイントは徹底的に書き込む
他社との違いを数字や事例で示す
創業計画書の「商品・サービスの内容」の欄は、単なる概要ではなく差別化ポイントを書く場です。
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他社にはない特徴や強み
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顧客にとってのメリット
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実績やデータによる裏付け
ここは1枚の枠に収める必要はありません。別紙で補足してもOKです。
写真や図、商品サンプルなども面談時に持参すると効果的です。
第3章 仕入先・販売先の信頼性も評価対象
「どうやって取引できるのか」まで説明
仕入先や販売先は、事業の安定性を左右する重要要素です。
特に有名企業や実績ある取引先がある場合、その取引ルートがなぜ可能なのかを説明すると強い印象を与えられます。
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仕入先との過去の取引歴
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業界での人脈や信用
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販売先の具体的な契約や見込み案件
「どこから仕入れるのか」「誰に売るのか」を具体的に書くことで、計画の現実味が増します。
第4章 資金計画は「根拠」と「バランス」が命
見積書で根拠を示す
創業計画書の右半分にある資金計画欄では、「何に・いくら使うのか」「どう調達するのか」を書きます。
このとき、見積書や契約書などの裏付け資料を添付することが重要です。
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設備資金:設備工事、内装、機械などの見積書
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運転資金:仕入れ、広告宣伝、家賃、人件費など
自己資金と借入希望額の合計が、総資金使途と一致しているかを必ず確認しましょう。
左右の数字が合わない計画書は、それだけで信頼を損ねます。
第5章 売上計画は正直に、でも将来の黒字を示す
創業当初の赤字はマイナスではない
売上計画では、創業初期からの売上・経費・利益を月単位または年単位で記載します。
創業当初は赤字になるケースが多いですが、それは必ずしもマイナス評価ではありません。
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広告宣伝費がかさむ
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認知度が低く売上が少ない
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初期投資の回収期間中
こうした理由での赤字は自然なことです。
大事なのは1年以内に黒字化の見込みを示すこと。
黒字化時点の利益額が返済原資になるため、そこは明確に記載しましょう。
第6章 1枚ではなく「別紙・資料」で厚みを出す
審査官にイメージを持たせる
創業計画書のフォーマットは最低限の項目しかありません。
本気度を見せるには、別紙や追加資料で事業の全体像を描くことが効果的です。
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詳細な事業計画書(パワポやワードなど)
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商品カタログや写真
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店舗や設備の図面
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マーケティング資料や顧客リスト
審査官は提出資料を見て事業のイメージを作ります。
情報が多いほど具体的なイメージが湧き、面談での会話もスムーズになります。
第7章 創業計画書は「40分の真剣勝負」のための武器
タゴさん曰く、審査官との面談は40分の一発勝負。
この短時間で信頼を勝ち取るには、創業計画書で事前に好印象を与えることが欠かせません。
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事業の全体像を具体的に描く
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熱意と数字の両方で説得する
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別紙や資料で情報量を増やす
この準備が整っていれば、面談では「人柄」と「熱意」に集中して伝えることができます。
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6万件の審査経験を持つ元銀行支店長が語る「実際に見ているポイント」がわかる
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創業計画書の各欄をどう書けばいいか、具体例で解説
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赤字スタートでも融資を受けられる理由と条件が理解できる
まとめ
創業計画書は、単なる提出書類ではなく、あなたの事業のプレゼン資料です。
審査官はこの書類から事業のイメージを作り、その後の面談でそのイメージを裏付ける情報を求めます。
成功する計画書の条件は次の通りです。
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経歴と事業の関連性を明確にする
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差別化ポイントを具体的に示す
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仕入先・販売先の信頼性を説明する
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資金計画の根拠とバランスを整える
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将来の黒字化を示す売上計画を作る
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別紙・資料で情報量を補う
これらを押さえれば、創業融資の成功率は大きく高まります。
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