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コラム

マイクロブルワリー 開業

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ビジネスの特徴


ブルワリー(brewery)とはビール醸造所のことです。マイクロブルワリーは、1994年以降日本でも多くなった小規模なビール系飲料の醸造所を指します。同年の酒税法改正で、ビール醸造の免許に必要な年間最低製造量が200万ℓから6万ℓに引き下げられたことから、全国に小規模なビール醸造所が増加しました。

 

市場トレンド


(1)品質と独自性による差別化がポイント

一般的にマイクロブルワリーは単価が高くなります。小規模醸造所のビールに欠かせないのが「品質」です。全国区の名声を得たマイクロブルワリーは、本場のブルワリーから醸造家を招いて製品を洗練させたり、海外で醸造の修行をするなど品質向上に余念がありません。また、独自性も重要で、「醸造に工夫を凝らす」「独自の副原料で風味を追求する」「地元の銘水を原料に使用する」といった工夫などにより他社のビールと差別化することが必要になります。

(2)販路開拓とプロモーションが重要

地ビールの販路は、小売店での販売はもちろん、飲食店への提供やさまざまなイベントへの出店、インターネットを活用した通信販売など方法は多くあります。また、ブルワリーに「ブルーパブ」などを併設して飲食店を開業し、そこで自社製のビールを提供するスタイルもあります。一方で、ウェブサイトやSNSを活用し、製品の魅力を広く発信するというプロモーションも現代には重要な視点になっています。

(3)マイクロブルワリーから全国区のビールも誕生

かつては専門店でなければ手に入りにくかったクラフトビールが一部のスーパーやコンビニエンスストアでも買えるようになり、自社製ビールを日本全国に展開したり、海外に輸出する醸造所も登場しています。近年ビール自体の消費量は減少傾向にあるものの、クラフトビールの人気は確かで販売量も伸びています。

 

開業形態


●個人事業主

法人の設立

 

許認可


酒類を製造するには酒税法に基づき、「清酒」「ウイスキー」「ビール」「発泡酒」といった品目別に、所轄の税務署長から酒類製造免許を受ける必要があります。マイクロブルワリーの場合、「ビール」と「発泡酒」どちらの免許を取るかが大切です。「ビール」も「発泡酒」も麦芽を原料としたビール系飲料ですが、税法上では明確に区別され、製造免許も別々だからです。

免許の取得要件にある「1年間の製造見込数量」は、ビールの場合、年間6万ℓが最低限必要です。一方、発泡酒の免許取得に最低限必要な製造量は、その1/10の6000ℓ。この点を踏まえ、マイクロブルワリーの開業にあたっては、「発泡酒」の製造免許を取得する事業者も少なくありません。その上で、優れた味わいのクラフトビールを生産している既存ブルワリーも多数あります。

 

開業ステップ


事業計画の策定

②資金調達

③設備の購入

④ビールのレシピ開発

⑤ライセンスの取得

⑥ビールの製造・販売

 

開業資金


物件の取得で、賃貸で済ませる場合も最初に仲介手数料や数カ月分の保証金を支払うのが一般的です。加えて内装の費用もかかります。また、麦芽粉砕ミル、発酵タンク、樽やビンの洗浄機といった製造設備の購入費は、中古にするとしても計200万円程度は必要になります。併せて製品を保存するための冷蔵庫も必須です。さらにランニングコストとして、麦芽、水、ホップなどの材料費、水道光熱費、家賃や人件費などがかかってきます。

 

会社設立


東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

 

 

収益モデル


開業する前に、一度事業計画を立ててみることをオススメします。「どのように顧客を獲得していくか」「いかに効率化を図るか」などの戦略を練っておくことが、事業成功のカギになります。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして計画を作成してみてください!

以下のリンクからダウンロードできます。わからない項目などがあれば、お気軽にご相談ください!

 

 

最後に


以上がマイクロブルワリーで開業する際の全体像になります。

最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?

マイクロブルワリーの開業って手間がかかる‼

事業計画書の作成や資金の調達、設備等の導入など、開業準備の時点でやるべきことがたくさんあります。

また、競合他社との差別化を図るために、マーケティング活動に力を入れたり、サービスの内容を工夫する必要があります。

ここまで聞くとマイクロブルワリーでの開業は自分には難しいと感じてしまうかもしれません。

しかしながら‼

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

フリーダイヤル 0120-335-523

 

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