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コラム

今さら聞けない!?出資とは何なのか?資金調達について中小企業診断士が分かりやすく解説!

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出資って何?──資金調達のキホンと投資家との関係をやさしく解説

こんにちは!起業支援と資金調達の専門家、中野裕哲です。

今回の動画では、「資金調達の方法」の一つである「出資」について、わかりやすく・実務的にお話ししています。聞き慣れない方にとってはちょっと難しく感じるかもしれませんが、安心してください。丁寧にお伝えしていきます。


■今回の想定読者

  • 起業を検討していて資金調達の選択肢を知りたい方
  • 「出資」と「融資」の違いがよくわからない方
  • ベンチャー企業やスタートアップで資金調達を考えている方

ズバリ言います。

出資は「返さなくていいお金」。でも“返さない代わりに何を差し出すのか?”そこが肝なんです!


1. 起業家の資金調達、選択肢はいろいろ

まず最初に、資金調達の方法はいくつもあります。

  • 銀行などからの融資
  • 自己資金(貯金など)
  • 家族・知人からの支援
  • 補助金・助成金
  • クラウドファンディング
  • そして「出資」

それぞれに特徴があり、向き不向きがあります。今回はその中でも、「出資」にスポットを当てて深掘りします。


2. 出資とは?──投資家が“見返り”を求める仕組み

出資とは、投資家がお金を会社に“返済不要”で提供する資金調達の方法。

ただし、タダでお金をもらえるわけではありません。

【ポイント】

  • 出資を受けた企業は、出資者に対して「株式」などを渡すのが一般的
  • 出資者は会社の成長とともに、その株式の価値が上がることを期待する

つまり、将来の“キャピタルゲイン”──株式を売って得られる利益──を狙っているのです。


3. 融資との違いは「返すか返さないか」

出資と混同されがちな「融資」との違いも押さえておきましょう。

項目 出資 融資
お金の返済義務 なし あり(元本+利息)
提供者 投資家 銀行・公的機関など
対価 株式・持分 返済と利息
リスク 投資家側が高い 起業家側が高い

4. 出資者の狙い──株価上昇とイグジット

出資者が求めているのは、“将来の利益”。具体的には以下のようなシナリオです:

  • 起業家が事業を拡大し、会社の価値が上がる
  • 出資時にもらった株式の価値も上がる
  • それを上場時やM&Aのタイミングで売却

この“売却すること”を「イグジット(Exit)」と呼びます。

【重要】

出資を受ける側(起業家)は、このイグジットをどう実現するか?を考えておく必要があります。


5. 未上場株の難しさ──すぐには売れない

ただし、注意点も。

未上場企業の株式は、市場で自由に売ることができません。つまり、投資家は「いつ現金化できるか分からないリスク」を抱えています。

それでも出資をするのは「その分、大きなリターンが期待できるから」。


6. 出資を受ける企業に求められること

出資を受けるということは、「成長を見せる責任」を持つということ。

  • 投資家に報告義務が発生することも
  • 成長戦略の明確化が求められる
  • 株主総会や意思決定への影響もある

うまく付き合えば強力な味方ですが、合わなければ経営にブレーキがかかることもあります。


7. 出資してくれる人たち──投資家の種類

では、実際に出資してくれるのはどんな人たち?

◎エンジェル投資家

  • 個人で出資を行う富裕層や成功した起業家
  • 人脈やアドバイスも提供してくれることが多い

◎ベンチャーキャピタル(VC)

  • 専門的に出資活動を行う法人やファンド
  • 大型資金を提供する反面、報告義務やガバナンスの要求も強い

8. 出資を受けるべきか?判断のポイント

すべての起業家が出資を受けるべきとは限りません。

【向いている人】

  • 事業を大きくスケールさせたい人
  • 上場やM&Aを視野に入れている人
  • 外部からのノウハウや人脈も活用したい人

【向いていない人】

  • 地道に堅実にやっていきたい人
  • 月商200〜300万円で満足している業種(例:飲食・小売など)
  • 経営の自由度を大切にしたい人

■まとめ

出資は「お金を返さなくていい」という魅力がありますが、そのぶん「成長のプレッシャー」もあります。

投資家は見返りを求めています。だからこそ、出資を受ける場合は「どんな出口(イグジット)を描くか?」が非常に重要です。

融資とは違った覚悟と準備が求められる資金調達の方法、それが出資なんですね。

動画では、この出資の仕組みから、起業家としての判断軸まで、実務に即して丁寧に解説しています。

ぜひ動画本編をご覧いただき、自分の事業に合った資金調達の形を見つけてみてくださいね。

不安や疑問があれば、いつでもご相談ください。あなたの挑戦を応援しています!

 

フリーダイヤル tel:0120-335-523

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