ビジネスの特徴
再生資源回収業とは、主に一般家庭から出る不用品や再利用できる品物を回収しリサイクル、リユースする企業や消費者に販売することで収益を得るビジネスモデルとなります。また、地方自治体から委託される場合もあります。SDGsなど持続可能な社会を目指す動きが活発化している昨今では追い風が吹いている業界です。
市場トレンド
再生資源回収業のトレンドは以下になります。
①市場の拡大
2009年以降リユース市場規模は拡大を続け、2020年は2兆4169億円となり、11年連続での成長となった。物価の上昇や新品不足、SDGsの流れが需要の拡大に貢献をしており、2025年には3兆5000億円規模になると予想されています。
②環境問題への関心による注目
近年ではSDGsの動きが活発化し、環境問題への関心が高まったことでリユースやリサイクルの市場規模が拡大しました。これによって再生資源回収業は成長が見込まれる業界として注目されています。
開業形態
➀個人事業主
②法人の設立
許認可
再生資源回収業開業では取り扱うものによって必要な許認可が異なります。例えば、一般家庭から出る不用品(廃棄物)を回収する場合は「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要になります。その他にも、廃棄物を一時的に保管する場合や法人からでる廃棄物を回収する場合などによって必要な許認可が異なります。
開業ステップ
➀ビジネスプランの策定
②開業資金の確保
③事業実施場所の選定
④許認可の取得、申請
⑤車両や設備の購入
⑥開業
開業資金
再生資源回収業は運搬に個人として開業をするか、フランチャイズとして開業をするかによって必要な資金が異なります。一般的に必要な資金は約150万~810万円と言われています。
事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。
会社設立
再生資源回収業の経営は、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといって際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。
①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可
その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。
弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
収益モデル
開業にあたっては、対象とする商圏や業態、規模などの特性を踏まえて、売上の見通しを立てる必要があります。平日、土曜、日曜で来客予想数を変えるなど、細かく作りこむことが重要です。
まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。
以下のリンクからダウンロードできます。
最後に
以上が再生資源回収業を開業する際の全体像になります。
再生資源回収業はサービス業の中でも許認可から土地や車両の準備まで必要なものが多く、
開業までに挫折する方も少なくありません。
どういった事業にするかによって必要な許認可や車両も異なります。
そのため、ターゲットや市場の選定など綿密な事業計画書を策定する必要があります。
特に開業場所の選定には細心の注意を払う必要があります‼
開業をしたい場所では競合が多く、せっかく時間とお金をかけて準備をしたのに上手くいかないことも十分にあり得ます。
弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。
お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。
弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル 0120-335-523