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「ムダだらけの会社になっていませんか?」~トヨタ式“7つのムダ”から学ぶ経営改善のヒント~
はじめに
「なんだか最近、業務がうまく回らない」「会議ばかりで物事が進まない」そんなお悩みを抱えている方へ。ズバリ申し上げます。会社の中に“ムダ”が潜んでいるかもしれません。
本記事では、トヨタで語り継がれる“7つのムダ”をもとに、会社経営や業務改善に活かせるヒントを、ご紹介します。起業家、小規模事業者、管理職の方には特に必見の内容です。
トヨタが実践する“7つのムダ”とは?
1. 会議のムダ
まずは「あるある!」と感じた方も多いのではないでしょうか。
「毎週水曜日は定例会議」…話すことがなくてもとりあえず集まる。この“なんとなく会議”は、時間と人件費の無駄遣い。しかも、肝心の「決めるべき人」がいない会議だったら?それは“ムダの極み”です。
ポイント:
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会議の目的を明確にする
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決定権を持つ人の出席を確保する
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会議をしないという決断も、時には必要
2. 根回しのムダ
「寝回し」という言葉、どこか日本的で安心感を覚える響きですが…トヨタの見解は手厳しいです。
「それ、自分が安心したいだけでしょ?」
つまり、物事を通すために必要以上に時間をかけて関係各所にお伺いを立てる。それが自分の保身のためであるなら、業務上の“ムダ”になります。
改善のヒント:
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本当に必要な根回しか?を自問
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“気持ちの安心”ではなく、“結果の合理性”を意識する
3. 資料作成のムダ
「この資料、誰のため?」「本当に必要?」
A4一枚に収めろと言われたがために、何時間もかけてレイアウトに頭を抱える…。本末転倒とはこのことです。
トヨタ式では「報告資料はA4一枚」。ただし、これは「短くしろ」というより、「時間かけるな、要点を押さえろ」の意味です。
ズバリ:
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見せるための資料ではなく、伝えるための資料を
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必要に応じて3枚でもOK。要は「伝わるかどうか」です
4. 調整のムダ
「下の者が頑張っても進まないなら、上に報告しよう」
部下同士で延々と調整しても物事が進まないときは、上司の判断が必要です。それなのに、変に“頑張ってしまう”ことで、かえってムダな時間がかかる。これ、あるあるですね。
ポイント:
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調整が難航したら、潔くエスカレーション
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問題の早期解決が、全体の効率アップにつながる
5. 上司のプライドのムダ
これは耳が痛い…「俺は聞いてない!」という発言。これが発端となり、「資料を作り直せ」「報告をまとめろ」と2次的なムダが発生します。
つまり、“知らされなかった自分”を正当化したくて余計なプロセスが生まれてしまうのです。
考え方の切り替え:
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「任せる」という覚悟を持つ
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すべてを把握しようとしすぎない
6. マネリのムダ
「なぜこうやっているのか?」「答え:昔からです」
これほど危うい運用ルールはありません。トヨタはこれを「マネリのムダ」と断言。
かつての上司の指示が、今も踏襲され続けている。変える理由がないから変えない…。そんな時代ではありません。
改善のヒント:
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“目的なき継続”は一度見直す
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「誰の、何のために?」を問い直そう
7. ごっこのムダ
「会議ごっこ」「残業ごっこ」…実態のない“やってる感”だけの行為。これは現代においては“悪習”でしかありません。
「みんな残っているから帰れない雰囲気」も、“空気”という無言の支配によるムダです。
一歩前に出て:
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ムダな“居残り文化”は断ち切ろう
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生産性がなければ「やってないのと同じ」です
おわりに~ムダを知り、行動に変える~
トヨタが掲げる“7つのムダ”は、大企業だからといって他人事ではありません。中小企業や個人事業でも、思い当たる節はあるはずです。
「ムダを見直す=改善の第一歩」です。これを機に、自社の業務の棚卸しをしてみませんか?
私たちは、日々の業務の中で“当たり前”になってしまっているムダに、なかなか気づきません。だからこそ、今回のような視点を取り入れてみることが、長く続く事業経営へのカギとなります。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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