
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
融資は「何に使うか」が命!金融機関が真っ先に見る“資金使途の妥当性”とは?
「とりあえず借りたい」はNG!お金の“使い道”が信用を左右する
「創業融資を受けたい」とご相談いただく中で、よくあるのがこのセリフ。
「いくらぐらい借りられますか?」
もちろん、その気持ちはよくわかります。でも、ちょっと待ってください。
融資を受けるうえで、最も大切なのは「いくら借りるか」ではなく、「何に使うか」。
今回は、金融機関が“密かに”最も重視している「資金使途の妥当性」について、わかりやすくお話ししていきます。
金融機関は「お金の行き先」を見ている
創業融資の審査で、金融機関の担当者が最も気にするポイントはズバリここです。
● 借りたお金を「何に使うのか」
● その使い方が「事業規模に見合っているか」
たとえば、年商3,000万円の会社が、いきなり3,000万円の融資を希望したとしたら、こう思われます。
「えっ、年商分丸ごと借りるって、ちょっと多すぎでは…?」
つまり、「必要額の根拠」がなければ、いくら事業内容が良くても融資は難しくなるんです。
【鉄則】目的のないお金は、貸してもらえない
ここでズバリ言います。
「なんとなく不安だから、余裕を持って借りておきたい」はNGです。
金融機関は、「資金の妥当性」があるかどうかで判断します。
つまり、「なぜこの金額なのか?」「この金額をどう使うのか?」を、自分の言葉で説明できなければいけないのです。
資金使途は大きく分けて2つ
事業用資金には、大きく分けて以下の2つがあります。
1. 設備資金(イニシャルコスト)
新たに何かを買うための費用です。例:
-
店舗の内装費
-
厨房機器や什器備品の購入費
-
パソコンやソフトウェアの導入費
設備資金は、見積書や請求書といった「明確な根拠資料」が出せるため、金融機関としても非常に判断しやすい資金使途です。
2. 運転資金(ランニングコスト)
事業を継続していくための費用です。例:
-
仕入れ代金
-
家賃、人件費
-
広告費、光熱費など
こちらは、内容が少し曖昧になりやすく、金融機関も「妥当性」の確認を慎重に行います。
たとえば、「何にいくら使うのか」「その使い方で利益が出る見込みがあるのか」など、説明が必要になります。
運転資金が“不要”とされる業種もある?
面白い話ですが、飲食業のように「現金商売(キャッシュ商売)」の業種は、一般的に運転資金があまり必要ないと見られがちです。
なぜなら、お客様から即座に現金を受け取るから、支払いに困ることが少ない。仕入れも、売上からすぐに補えるケースが多いのです。
反対に、建設業や製造業など「先にお金が出ていく業種」では、運転資金が非常に重要視されます。
「赤字だから足りない」は通用しない
「運転資金が必要なんです!」と言いつつ、その理由が「売上が少なくて赤字続きなんです…」では、金融機関も首をかしげてしまいます。
赤字の穴埋め資金は、原則として融資対象になりにくい。
これは、金融機関が「返済可能性」を最も重視するためです。
ただし、コロナ禍のような特殊な事情では例外もあります。
ポイントは“前向きな使い道”を説明できるかどうか
じゃあ、どうしたらいいのか?
それは、こう伝えることです。
「お金をかけて、こういう戦略で売上を伸ばしたい。そのために必要な広告費です」
「繁忙期前にまとめて仕入れて、利益率を上げるための資金です」
このように、“攻め”の理由を明確にすれば、金融機関も「なるほど」と納得しやすくなります。
【事例紹介】寿司店の繁忙期仕入れ資金
たとえば、お寿司屋さんでよくあるのが年末年始の繁忙期に向けた「まとめ仕入れ」です。
-
例:11月にマグロやイクラを一括仕入れ → 年末にかけて販売
この場合、「仕入れ資金の先出しだが、利益の見込みが高い」と判断され、前向きな運転資金と見なされやすいのです。
融資成功のコツ:「使い道」を語れれば、未来は拓ける
創業融資を受けたいなら、「事業がうまくいくための資金」だということを、しっかり説明しましょう。
その資金が、会社をどう成長させるのか。
売上をどう伸ばし、利益にどうつなげていくのか。
それが伝われば、金融機関の審査もグッと前向きになりますよ。
融資の相談、無料でお受けしています
もしも、
-
「この資金使途で大丈夫かな?」
-
「妥当な金額っていくらなんだろう?」
-
「金融機関にどう説明したらいいかわからない…」
とお悩みであれば、ぜひ私たちにご相談ください。
創業融資の支援実績も豊富ですし、事業計画の見直しも一緒に行います。
メールでもお電話でも、お気軽にどうぞ!
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523