
顧客価値の4分類と高級腕時計の事例から学ぶビジネスモデル
ごあいさつ
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、爆アゲ税理士の中野さんです。
前回のおさらい:提供価値と顧客価値
昨日のコラムで
ビジネスモデルは —————- 1 誰に 2 何を 3 どのように 提供するか —————-
という3つの要素でできていて
2何を 提供するかということを考えるとき、商品・サービスの本質である「提供価値」が大切だというお話をしました。
そして、提供価値とは売る側の理論なので、真逆であるお客様側から見ると「顧客価値」であると。
顧客価値の4分類
この「顧客価値」。実は以下の4つに分けられます。
(1)機能的価値 (2)金銭的価値 (3)社会交流的価値 (4)自己表現的価値 ———————-
高級腕時計を例にした顧客価値の解説
(1) 機能的価値
商品・サービスの機能そのものがもたらす価値です。
高級腕時計でいえば、
- 正確な時刻を教えてくれる自動巻機能がある
- 100メートル潜っても耐えられる防水性能
- いつでもメンテしてくれる体制があるブランドだ
(2) 金銭的価値
商品・サービスの利用または将来の売却などで金銭を得られる価値です。
高級腕時計でいえば、
- 人気があるブランドだから今後の値上がりで高く売れる
- 歴史的なブランドだから、価値がずっと下がらない
(3) 社会交流的価値
商品・サービスの所有や利用を通じて生まれた人とのつながりから得られる価値です。
高級腕時計でいえば、
- 同じ高級腕時計を持つ仲間とのコミュニケーションを取れる
(4) 自己表現的価値
商品・サービスで自己表現ができたり、気分があがったりする価値です。
高級腕時計でいえば、
- モテる(気がする笑)
- 財力やセンスを誇る(見せつける?笑)ことができる
- 周囲から褒められて気分が上がる
顧客価値を広げて考える重要性
「時計」という商品を単に機能的価値である「時間を知るための道具」とだけ捉えてしまうとビジネスモデルとしては、つまらない発想になってしまいます。
4つの顧客価値にまで広げて考えるクセをつければ、起業や新規事業で、おもしろいアイデアを生み出し続ける経営者になれるかもしれませんよ^^
問いかけ
もう一度問います。
「あなたの提供している商品・サービスの顧客価値にはどんなものがありますか?」
「どんなものを追加できますか?」
一度立ち止まって考えてみてくださいね。
次回もここを掘り下げていきます。
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