本日3/28(金)から、事業再構築補助金の第6回公募が開始されました!
第6回のスケジュールは次のとおりです。
公募期間:3月28日(月)~6月30日(木)18:00
採択発表:8月下旬~9月上旬頃(予定)
第6回から、
1.売上高10%減少要件の緩和
2.回復・再生応援枠の新設
3.グリーン成長枠の新設
4.通常枠の補助上限額の見直し
5.その他運用改善等
など、様々な改正が行われており、第5回とは大きく内容が変わっているため注意が必要です。
第6回では、以下の5つの類型が用意されています。
【通常枠】
【回復・再生応援枠】
【最低賃金枠】
【大規模賃金引上枠】
【グリーン成長枠】
■どの類型で申し込むのが良いのか?
以下の2類型は、申し込むためのハードルが高いため、該当する企業は少ないかと思われます。
【大規模賃金引上枠】⇒従業員数101人以上の事業者
【グリーン成長枠】⇒グリーン分野での事業再構築を通じて高い成長を目指す事業者
結果、残りの3つで、申請を検討することが多いかと思います。
まずは各類型の要件に該当しているかを確認する必要があります。
主な要件は次のとおりです。
【通常枠】
・2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1月~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少していること※
・事業再構築指針に沿った新分野展開、業態転換、事業・業種転換等を行うこと
・認定経営革新等支援機関と事業計画を策定すること
【最低賃金枠】
通常枠の要件に加えて、
・2020年4月以降のいずれかの月の売上高が対前年又は前々年の同月比で30%以上減少していること※
・2020年10月から2021年6月までの間で、3か月以上最低賃金+30円以内で雇用している従業員が全従業員数の10%以上いること
【回復・再生応援枠】
通常枠の要件に加えて、
・2021年10月以降のいずれかの月の売上高が対2020年又は2019年同月比で30%以上減少していること※
※売上高に代えて付加価値額を使うことも可能
また、3つの類型は、次のような関係になっています。
①採択率の高さ 【最低賃金枠(高)】 > 【回復・再生応援枠(中)】 > 【通常枠(低)】
②補助率の高さ 【最低賃金枠(3/4)】 = 【回復・再生応援枠(3/4)】 > 【通常枠(2/3(6,000 万円超は 1/2))】
③補助金額の大きさ 【通常枠(100~8,000万円)】 > 【最低賃金枠(100~1,500万円)】=【回復・再生応援枠(100~1,500万円)】
これらの要件・関係を踏まえて、自社に合った類型を選択して申請すると良いでしょう。
弊社グループでは、事業再構築補助金獲得に向けたコンサルティングを行っております。無料相談もしておりますので、ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。