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コラム

高圧洗浄機の補助金:建設業・農業・飲食店が申請できる制度一覧

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高圧洗浄機は補助金で買える?対象制度と申請の進め方を業種別に解説

外壁洗浄や厨房清掃、農業機械のメンテナンスなど、高圧洗浄機は幅広い業種で欠かせない設備です。「数十万円する業務用の高圧洗浄機を、補助金や助成金で導入できないか」と考える個人事業主・中小企業の方は少なくありません。本記事では、2026年6月時点で高圧洗浄機の購入に使える可能性がある補助金・助成金を、建設業・農業・飲食店の業種別に整理し、申請でつまずかないためのポイントまで解説します。

なお、補助金・助成金の制度内容や公募スケジュールは年度ごとに変わります。本記事は執筆時点の情報をもとにした一般的な解説であり、実際の申請時は必ず各制度の最新の公募要領をご確認ください。

高圧洗浄機は補助金の対象になる?基本の考え方

結論からいえば、高圧洗浄機そのものを「単体で更新するだけ」では補助金の対象になりにくく、多くの制度で対象外と判断される傾向があります。補助金・助成金は「販路開拓」「生産性の向上」「賃上げ」など、事業を前進させる取り組みを後押しする制度だからです。

逆にいえば、高圧洗浄機の導入が新しいサービスの提供や作業時間の短縮、売上拡大につながることを事業計画で説明できれば、対象になる可能性が出てきます。たとえば「外壁洗浄の新メニューを始めるための設備」「手作業の清掃を機械化して人手不足を解消する設備」といった位置づけです。単なる買い替えではなく、事業の取り組みの一部として申請するのが基本になります。

また、パソコンや汎用的な備品は原則として補助金の対象になりません。高圧洗浄機は業務に直結する機械装置として扱われやすいものの、「事業にどう使い、何を生み出すのか」が問われる点は同じです。

高圧洗浄機の購入に使える主な補助金・助成金(2026年度)

高圧洗浄機の導入で活用を検討しやすい主な制度は次のとおりです。それぞれ目的・対象・補助額が異なるため、自社の取り組みに合うものを選びます。

1. 小規模事業者持続化補助金

小規模事業者の販路開拓や生産性向上を支援する制度で、個人事業主や小さな会社が使いやすい補助金です。補助対象経費に「機械装置等費」が含まれ、新サービスの提供や販路拡大に必要な設備として高圧洗浄機を組み込める可能性があります。商工会議所・商工会の管轄地域で事業を営んでいることなどが要件で、申請には経営計画書の作成が必要です。比較的小規模な投資から使えるため、まず検討したい制度の一つです。

2. 中小企業省力化投資補助金

人手不足の解消に向けて、省力化につながる設備投資を支援する制度です。手作業で行っていた清掃・洗浄作業を機械化し、作業時間や人員を削減できることを示せれば、高圧洗浄機が対象となる余地があります。カタログから対象製品を選ぶ枠では登録された製品が対象になるため、導入したい機器が対象に含まれるかを事前に確認することが重要です。

3. 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(統合制度)

2026年度は、従来のものづくり補助金と新事業進出補助金が統合され、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として実施される方向で整理が進んでいます。革新的な製品・サービス開発や新分野への進出など、規模の大きな設備投資を支援する制度です。高圧洗浄機単体での申請には向きませんが、新サービスや新事業の立ち上げに必要な設備一式の一部として組み込むケースが考えられます。公募要領の詳細は順次公表されるため、最新情報の確認が欠かせません。

4. 業務改善助成金(厚生労働省)

事業場内の最低賃金を一定額以上引き上げ、あわせて生産性向上のための設備投資を行った場合に、その費用の一部が助成される制度です。助成額は最大600万円、助成率は費用の最大4/5とされています。ただし、単なる機器の更新で性能向上がない場合は対象外で、既存機器より高い能力を持つ「上級機器」を導入し、生産性向上が客観的に認められる必要があります。賃上げと設備投資をセットで考えている事業者に向く制度です。

5. 自治体独自の補助金

都道府県や市区町村が、設備導入や生産性向上を支援する独自の補助金を設けている場合があります。地域や業種を限定した制度もあるため、事業所のある自治体や商工会議所の窓口で確認すると、思わぬ制度が見つかることがあります。

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業種別に見る高圧洗浄機の補助金活用ポイント

建設業の場合

外壁塗装前の高圧洗浄、足場や資材の洗浄、解体現場での清掃など、建設業では高圧洗浄機の出番が多くあります。「高圧洗浄を含む外壁メンテナンスを新メニュー化する」「これまで外注していた洗浄を内製化して受注単価を上げる」といった販路開拓・生産性向上のストーリーと結びつけると、補助金の趣旨に合致しやすくなります。

農業の場合

農業機械やコンテナ、畜舎・ハウスの洗浄に高圧洗浄機を使う場面は多く、衛生管理や作業効率の改善につながります。6次産業化や直売・加工など新しい取り組みの一環として位置づけると、設備投資の必要性を説明しやすくなります。農業向けの自治体補助や、農業者が使える制度もあわせて調べておくとよいでしょう。

飲食店の場合

厨房設備や店舗外周、グリストラップ周りの清掃などで高圧洗浄機を活用すると、衛生水準の維持と清掃時間の短縮が期待できます。清掃の機械化による省力化、テラス席など新しい客席の維持管理といった切り口で、生産性向上や販路拡大につなげる計画にすると説得力が増します。

高圧洗浄機の補助金申請でつまずかないための注意点

  • 原則「後払い」:多くの補助金は、採択・交付決定後に自分で支払い、後から補助金が入金される仕組みです。一時的に全額を立て替える資金が必要になります。
  • 交付決定前の発注はNG:申請前や交付決定前に購入・発注した設備は対象外になるのが原則です。必ずスケジュールを確認してから動きます。
  • 相見積もりや実績報告:一定金額以上は相見積もりが求められたり、導入後に実績報告・写真提出が必要になったりします。書類の保管を徹底しましょう。
  • 「事業にどう生きるか」を書く:カタログスペックの羅列ではなく、その高圧洗浄機で何を実現し、売上や生産性がどう変わるのかを具体的に記載することが採択の鍵です。

よくある質問(FAQ)

Q. 高圧洗浄機だけを買い替えたいのですが、補助金は使えますか。

単なる買い替え・更新は対象外と判断されやすいのが実情です。新サービスの開始や省力化、賃上げなど、事業の前進と結びつけた計画にすることで対象となる可能性が高まります。

Q. 個人事業主でも申請できますか。

小規模事業者持続化補助金や業務改善助成金など、個人事業主が対象となる制度はあります。制度ごとに要件が異なるため、事前に対象者の条件を確認してください。

Q. 補助金と助成金は何が違いますか。

一般に、経済産業省系の「補助金」は予算や審査による採択枠があり、厚生労働省系の「助成金」は要件を満たせば受給しやすい傾向があります。どちらも事前申請が前提で、後払いである点は共通します。

まとめ

高圧洗浄機は、単体の買い替えでは補助金の対象になりにくいものの、販路開拓・省力化・賃上げといった事業の取り組みと結びつければ、小規模事業者持続化補助金や省力化投資補助金、業務改善助成金などの活用が見えてきます。制度は毎年見直されるため、最新の公募要領を確認しながら、自社の計画に合う制度を選ぶことが大切です。どの制度が使えるか、計画書をどう書けばよいか迷う場合は、補助金に詳しい専門家へ早めに相談することで、申請の確度とスピードを高められます。

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弊社では、補助金専門行政書士法人V-Spiritsが補助金支援を行っております。元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが全面的にサポートいたします。このケースは補助金の対象になるのか?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

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三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

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この記事を監修した人


中野裕哲

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】
税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

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