ジュエリーデザイナー開業

2024.4.10
未分類

ビジネスの特徴

ジュエリーデザイナーとは指輪、ネックレス、ブローチ、イヤリングなど、｢身を飾る装身具｣のデザインを提供することで報酬を得るビジネスです。貴金属や宝石にとらわれず、あらゆる素材を使用してジュエリーをデザインするデザイナーがいます。宝飾店で見かける指輪やネックレスなどのアクセサリーのデザインの多くがジュエリーデザイナーがデザインしています。また紙やＰＣ上でデザインを提案するだけでなく、実際にデザインしたものを製作したりドレスなどの他のアパレル商品と合わせて提案することもあります。

市場トレンド

ジュエリーデザイナーのトレンドは以下になります。

①手軽で安価なジュエリーの需要増加

ファストファッションやECサイトの発展により手軽で安価なジュエリーの需要が増えています。そのため、大衆に受け入れられやすいデザインで価格を抑える工夫が必要になっています。

②富裕層を中心とした購買意欲の増加

株価上昇などを背景とした景気好調感を受け、富裕層を中心としてジュエリー購入が増加しました。また、インバウンドによる訪日外国人からの購買も増加しており今後も富裕層を中心とした需要拡大は継続すると予測されています。

③素材の価格高騰による販売単価の向上

素材の価格が高騰していることを背景に製造原価が上昇しており、販売価格が上がっています。しかし、富裕層では価格上昇に関わらず購入される傾向があります。

開業形態

●無店舗型販売

フリマサイトや通販サイトなどのインターネットを利用して販売する形態です。手軽に行うことができ必要最低限の資金で始めることができます。

●店舗型販売

実際に店舗を持ってジュエリー類を販売することを指します。法人化すれば信頼を高めることができ、固定客を作ることが無店舗型と比較して容易になります。一方で、会社設立のための設備投資や開業後の運転資金などまとまった資金が必要となります。

許認可

ジュエリーを販売する上で、特別に求められる資格や許可はありません。そのため、現在ジュエリーに関する資格を持っていない方でも、販売を始めることができます。ただし中古ジュエリーを買取・販売する場合は、古物商許可証を取得する必要があります。

開業ステップ

①事業計画の立案

②開業資金の調達

③集客

④開業

開業資金

ジュエリーデザイナーの開業に必要な資金は、一般的には２００万円程度必要とされています。製作素材などの設備投資と市場調査費などの開業費、また売上が軌道にのるまでの運転資金が必要です。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

会社設立

ジュエリーデザイナーは、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといって際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。