ビジネスの特徴
フリーライターとは、「文章を書くことで収入を得る人」と定義されます。文章を書く媒体としては大きく紙メディアとWebメディアに分けることができます。具体的には書籍や雑誌等のほか、広告や分析レポートなどの様々な文章執筆の媒体が挙がります。IT・サイエンス・医療・サブカルチャー等々、掲載される記事のジャンルも様々にあります。フリーライターで生計を立てていくためには、クラウドソーシングで単発の仕事を得るだけでは難しく、定期収入を得ることが重要です。自ら企画を立てて出版社やWebメディアに売り込むなど、営業活動を行うことも時には必要となります。
市場トレンド
(1)市場規模は減少傾向
公益社団法人全国出版協会によると、出版市場の2022年の売上は1兆6305億となりました。これは売上が最も高い1996年の2兆6564億円と比べると約6割にとどまります。一方で、近年電子書籍が伸びてきており、紙の売上は減少が続いているが、電子出版は増加傾向がみられます。
(2)クラウドソーシングの拡大
クラウドソーシングとは、インターネット上で業務委託者と受託者をマッチングするサービスです。近年、このサービスにおいて、ライター業務のマッチングが多く行われています。日本労働組合総連合会の「ネット受注をするフリーランスに関する調査2020」によると、仕事をネット受注しているフリーランスのうち、クラウドソーシングを利用している割合は70.7%です。
(3)執筆以外の業務が増加
ライターとして生計を立てていくためには、業務の幅を広げていくことがひとつの戦略となります。インターネットの普及により、原稿の執筆に限らず、仕事を探していくことや新たな仕事の機会が増えている状況があります。
許認可
特別必要な許認可はありません。
開業形態
➀個人事業主
開業ステップ
開業に向けてのステップは、主として以下のとおりです。
①開業タイプの検討・決定
②HP作成、SNSのアカウント取得等
③ビジネスマッチングサイトへの登録
④開業告知・プロモーション
⑤フリーライター開業
開業資金
個人が自宅でフリーライターとして独立する際は、自身のパソコン、仕事用のメールアドレス、スマートフォン等があれば開業は可能であり、特に開業資金は必要としません。
加えて挙げるとすれば、撮影もできれば仕事の幅が広がるため、高性能なカメラ及び三脚等の撮影機器を用意しておくと役立つと思われます。
会社設立
個人事業としてライター業を行うことがフリーライターと言えます。しかし、業績が上がってきたタイミングで会社を設立し法人化することでさらなる成長が期待できます。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。
①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可
その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。
弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
収益モデル
開業にあたって、事業計画書は細かく作りこむことが重要です。
まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。
以下のリンクからダウンロードできます。
最後に
以上がフリーライターとして開業する際の全体像になります。
最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?
最初の集客が難しそう、大手との対抗手段がない…
フリーライター業は開業しやすい反面、ライター業のみで生計を立てるためには、綿密な事業計画書が必須になります。
ここまで聞くとフリーライター事業は考えることが多く、難しいと考えるかもしれません。
しかしながら‼
弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。
お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。
弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル 0120-335-523