日本政策金融公庫の特別貸付を活用して、コロナ禍で厳しい状況に立ち向かう中小企業者の皆様へ。この記事では、新型コロナウイルス感染症特別貸付について分かりやすく解説し、必要な情報をお届けします。読み進めていく中で、あなたの事業に最適な資金調達方法が見つかるかもしれません。
新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要
この特別貸付制度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的に業況が悪化しているが、中長期的には回復・発展が見込まれる中小企業者を支援するものです。
ご利用いただける方
次の1または2のいずれかに該当し、かつ3に該当する中小企業者の方が対象です:
- 最近1ヵ月間の売上高または過去6ヵ月の平均売上高が前6年の同期に比し5%以上減少していること、またはこれと同様の状況にあること
- 債務負担が重くなっていること
- 中長期的にみて、業況が回復し、かつ、発展することが見込まれること
資金のお使いみち
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因により必要とする長期運転資金として利用できます。これには、建物等の更新に伴い一時的に施設等を賃借するために必要な資金も含まれます。
融資限度額
直接貸付は最大6億円までです。
ご返済期間
返済期間は20年以内で、うち据置期間は5年以内とされています。
利率(年)
基準利率が適用されますが、詳細な条件は個別に確認する必要があります。
担保
無担保
この特別貸付制度を利用することで、コロナ禍における事業の安定化と成長を目指しましょう。具体的な手続きや詳細については、専門家に相談することをおすすめします。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。