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コラム

社労士って何をしてくれるの?中小企業の経営に効くパートナー活用術

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社労士とは?知らないと損する「人」を扱う専門家の実力とは


はじめに:社労士って、どんな人?

ズバリ言います。社会保険労務士(通称:社労士)は、「人」に関する専門家です。

税理士が「お金」の専門家なら、社労士は「人」の専門家。採用から退職までのあらゆる労務管理、社会保険の手続き、給与計算、労使トラブル、就業規則の整備、助成金の申請まで。経営者が人を雇う上で直面する様々な場面に、実務で寄り添ってくれるのが社労士なのです。

「え、でもうちはまだ小規模だし…」 そう思っている方ほど、実は社労士の支援でグッと経営が安定することが多いのです。


社労士が支える6つの主要業務

1. 社会保険・労働保険の手続き

従業員を雇ったら、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等への加入手続きが必要です。これ、すべて社労士の得意分野です。

手続きのミスは、保険金不支給や監督署からの是正指導にも繋がるため、プロに任せるのが安心です。

2. 助成金の申請・活用

「雇用調整助成金」や「キャリアアップ助成金」など、要件を満たせば返済不要の資金がもらえる制度があります。

社労士は、制度の選定から申請書類の作成、受給後のフォローまで一括して対応できます。知らずに取り逃している会社、実は多いのです。

3. 就業規則の作成・整備

アルバイト1人でも「労働基準法」の対象。就業規則がないと、労使トラブル時に不利になることもあります。

社労士に頼めば、会社の実態に合ったルールを整理し、トラブル予防にもつながります。

4. 労務相談とトラブル対応

「社員が突然来なくなった」「解雇したいけど大丈夫?」 こうした実務の悩みも、社労士の守備範囲。相談先があるだけで、経営者の安心感がまるで違います。

5. 給与計算と勤怠管理

「間違えたら怖い」給与計算も、社労士が関与すれば正確で安心。残業代・社会保険料の計算、勤怠データの整備もお任せできます。

6. 採用戦略や人材育成

最近は「人事コンサル」を手がける社労士も増えています。求人票の作成や採用面接、社員教育の設計など、経営戦略にまで関わるケースも。


実際の事例に学ぶ!社労士がいたから防げたトラブル

事例1:アルバイトが「残業代未払い」で訴えてきた!?

とある飲食店では、シフト外の準備時間が「労働時間」に含まれるとされ、過去2年分の残業代を請求されました。社労士と契約していなかったため、就業規則やタイムカードの整備が不十分で、反論できず高額支払いに…。

→社労士がいれば、事前にルールを整備できていました。

事例2:新規採用に助成金がついていたのに、知らずにスルー

求人サイト経由で未経験者を採用したA社。実は「助成金」の対象だったにも関わらず、申請期限を逃し受給できず。

→社労士がいれば、事前に要件チェックし、数十万円を得られた可能性も。


社労士に依頼する際のポイント

費用感は?

月額顧問料は、従業員5~10人程度で1万~3万円程度が目安。 スポット相談や助成金のみの依頼も可能な社労士事務所も増えています。

どうやって探す?

「社会保険労務士会」や商工会議所の紹介、税理士からの紹介、そして最近はネット検索でも優良な社労士が見つけやすくなっています。

実際に面談して「話しやすさ」「実務経験」「専門性(飲食、IT、建設など)」を確認しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1. 社労士と税理士って何が違うの? →税理士は「お金・税務」の専門家、社労士は「人・労務」の専門家。どちらも必要ですが、役割は明確に異なります。

Q2. 従業員が数名でも依頼する意味あるの? →はい、むしろ小規模な会社こそ、手間やトラブル回避のために有効です。

Q3. 相談はどこまで無料? →初回面談を無料で行う社労士が多いです。契約前にしっかり聞いておきましょう。

Q4. 助成金って本当に受けられるの? →条件を満たせば受けられます。ただし、細かい要件が多いため、社労士の助言が重要です。

Q5. 解雇や懲戒処分も相談できるの? →はい。トラブルにならない手順や文書の整備をサポートしてくれます。


おわりに:社労士は「人を活かす経営」のパートナー

「人を雇う」とは、事業を大きくするということ。

そして、人を活かす経営の裏には、社労士という存在が欠かせません。

形式的な手続き屋ではなく、実務に寄り添い、経営者と一緒に悩み、考えてくれる。それが“本物の社労士”です。

人を雇い入れた瞬間から、あなたの会社には“労務リスク”が生じます。だからこそ、早めの連携がカギになります。

この記事を読んだ今が、その第一歩です。気軽に相談できる社労士を見つけ、経営の強い味方を得てくださいね。


 

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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