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コラム

あなたのビジネスは埋もれていませんか?差別化で選ばれる理由をつくる!

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こんにちは。起業コンサルタント(R)・税理士・社労士・行政書士・FPの中野裕哲です。

「起業したいけど、何をどう始めればいいかわからない」「すでに同じようなビジネスがたくさんある中で、自分のビジネスって本当に通用するのだろうか?」——そう悩む方、多いですよね。

ズバリ言います。

起業で成功するためのカギは、「差別化」にあります。

これは、どんなビジネスにも共通して言える“鉄則”です。

今回は、起業準備中の方に向けて、「差別化とは何か?」「どうやって差別化を見つけるのか?」を、できる限りわかりやすく、そして実践的に解説していきます。


◆差別化とは?

差別化とは、「他と違う独自の価値を生み出すこと」。

例えば、ラーメン屋さんが新しくオープンするとして、既に駅前に10軒あったら、その11軒目になるだけでは生き残れませんよね?

・味? ・価格? ・営業時間? ・接客? ・内装の雰囲気? ・地域密着度?

何か一つでも、「この店は違う!」という強みが必要なのです。

◆差別化できていないと、どうなる?

差別化されていないビジネスは、価格競争に巻き込まれます。結果、儲けが薄くなり、疲弊するばかり……。

そして、最悪の場合、「なんとなく始めたけど、やっぱり続けられなかった」という残念な結末になるのです。

でも大丈夫。差別化の方法には、ちゃんと“型”があります。

◆差別化の3ステップ

Step1:ターゲットを絞り込む(誰に)

すべての人に売ろうとすると、誰にも響きません。

・20代の女性会社員で美容に関心が高い人 ・子育て中の30代主婦で時短を求めている人 ・60代以上のスマホ初心者の高齢者

まずは、「どんな人に喜んでもらいたいのか」を徹底的に考えましょう。

自社(自分たち)だからこそ、価値を提供できる人に絞りこむことがポイントです。

Step2:「お困りごと」を深掘りする(何に)

そのターゲットが今、何に困っていて、どんな悩みを抱えているのか?

・時間がない ・情報が多すぎて選べない ・専門用語がわからない

「不便」や「不満」こそがビジネスの種です。

Step3:競合との違いを明確にする(どうやって)

他社にはできないこと、自社ならではの提供方法は何か?

・早く提供できる(スピード) ・優しく教えてくれる(安心感) ・1対1で丁寧に対応する(パーソナル対応)

この「違い」があなたのビジネスを選んでもらう理由になります。

◆実際の差別化例

①英会話スクール

→「50代からの“恥をかかない英会話”」

ターゲットが明確で、心理的ハードル(恥ずかしさ)への配慮がウリになっています。

②パン屋さん

→「卵・乳不使用。アレルギー対応専門のパン屋」

ニッチなニーズに特化して、他では買えない理由を作っています。

③動画編集サービス

→「“スマホだけで撮った素材”を映画のように仕上げます」

撮影環境に不安がある初心者にも訴求できます。

◆差別化のよくある失敗

  • 「全部やります!」「誰でも歓迎!」→誰にも響かない
  • 「とりあえず安くすればいい」→消耗戦に
  • 「競合を知らない」→違いを作れない

◆差別化アイデアのヒント10連発

  1. 「業界の常識を疑う」
  2. 「提供スピードを倍にする」
  3. 「見た目を美しくする」
  4. 「使いやすくする」
  5. 「女性目線にする」
  6. 「高齢者向けにする」
  7. 「地方に特化する」
  8. 「専門用語を使わない」
  9. 「買い方を変える(サブスク化など)」
  10. 「アフターサービスに力を入れる」

◆FAQ:よくある質問

Q1:差別化って、一つじゃないとダメですか?

A:いくつか組み合わせてもOKです。ただし、軸はブレないようにしましょう。

Q2:自分の強みが見つかりません…

A:過去の経験や他人から褒められたことを洗い出してみましょう。それがヒントになります。

Q3:価格で勝負したいのですが?

A:価格競争だけでは長く続けられません。「価格以外の理由」もセットで用意しましょう。

Q4:競合リサーチはどうやるの?

A:GoogleやSNSで同業者を調べ、口コミやサービス内容を比較してみましょう。


◆まとめ:差別化が“あなたらしさ”をつくる

最後に。

差別化とは、単に「違い」を作ることではありません。

「あなたにしかできないこと」「あなたがやる意味のあること」を明確にすることです。

そこには、あなた自身の価値観や経験が反映されます。

だからこそ、差別化の本質とは——

“あなたらしさ”を打ち出すこと。

これが、起業家として成功するための土台になるのです。

「何で勝つのか?」「なぜ自分なのか?」

これらを明確にすることで、ぶれないビジネスが築けますよ。

わたしたちの「まるごと起業支援」でも、差別化ポイントの発見・設計から全力でお手伝いしています。

ぜひお気軽にご相談くださいね!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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