どうもV-Spiritsの有本です。
明けましておめでとうございます。
本年も皆様のより一層のご指導をよろしくお願いいたします。
さて、当コラムではこれまで割と金融機関の裏側をはじめとした堅苦しい話をすることが多くありました。
新年の一発目から堅苦しい話も聞きたくないかと思いますので、
最近のご相談内容の傾向と弊社の今年度の動きなどを軽くお話したいと思います。
V-Spiritsグループは税理士法人などの士業を中心とした専門家集団となっていますが、
大きな特徴として士業以外の専門家とも緊密に連携を取っていることが挙げられます。
私自身も特に士業の資格を有しておらず、金融機関勤務時に得た実務経験+αでコンサルティングしています。
起業支援や資金調達支援を謳う税理士さんは数多いますが、士業以外のノウハウを取り込んでいるところは意外と少ないのが現状です。
というより、金融機関側のノウハウ(資金繰りや事業計画)を持った専門家がとても少ないというのが正直なところです。
2019年2月にV-Spiritsへ合流して以降、約一年間で起業家・中小企業の皆様がどのような専門家を欲しているのかが
良く見えてきました。
【起業家・中小企業が欲している専門家像】
1.各分野の専門性、知見、ノウハウ
2.知見、ノウハウの積極的な提供
3.中期的な視野での伴走感、目標やゴールの共有
4.時には厳しいメンター、叱ってくれる人
5.セカンドオピニオン
6.税理士とは別のキャッシュフローの専門家
7.銀行員の本音のわかる人
経営者というのは基本的に「孤独」です。
社内での風通しがいかに良くても、役員や従業員には相談できないことが必ず出てきます。
また、いわゆる先輩経営者からの助言をもとに判断されている経営者も多く見受けられますが、
先輩経営者が創業したときとは「時代が違って」おり、トレンドを捉えきれないことの方が多いと感じます。
これからの時代は各分野の専門家が「ただ専門家でいる」だけでは頼りないと感じられてしまう時代が来ているのだと思います。
ゴールを共有し、各分野の専門性を積極的に提案してくれ、時には叱ってくれる。
そんな人を求めているような気がします。
弊社ではセカンドオピニオンサービスはもちろんのこと、裏メニュー的な立ち位置になりますが「財務顧問」のようなサービスも提供しています。
現在お世話になっている税理士先生から変更することなく、財務・キャッシュフローの専門家として伴走できるサービスとなっています。
このサービスは上記の1~7の条件の全てを満たしうるサービスだと感じており、今後更に引き合いが出てきそうな手応えを感じた一年でした。
2020年、コンサルティングの新時代に向け、V-Spiritsも進化していきます。
V-Spirits経営戦略研究所株式会社
有本毅