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コラム

フォークリフト補助金:省力化投資補助金・ものづくり補助金の活用方法

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フォークリフトは補助金で買える?省力化投資補助金とものづくり補助金の対象条件と申請の進め方

倉庫や工場、運送業の現場で欠かせないフォークリフト。「買い替えや増車に補助金は使えないか」と考える中小企業・個人事業主の方は少なくありません。結論から言うと、フォークリフトは補助金の対象になるケースとならないケースがはっきり分かれます。汎用的な設備は対象外とされやすい一方で、人手不足の解消や生産性向上に直結する使い方であれば、補助金を検討できる余地があります。

この記事では、フォークリフト導入で候補になりやすい2つの補助金を中心に、対象になる条件・なりにくい理由・申請の進め方を、専門用語をかみ砕いて整理します。制度は年度ごとに見直されるため、最終的な可否は必ず最新の公募要領でご確認ください。

フォークリフトの購入に補助金は使えるのか

まず押さえておきたいのは、「フォークリフトだから対象」「フォークリフトだから対象外」と一律には決まらないという点です。補助金は何を買うかよりもその設備で何を実現するかを審査します。同じフォークリフトでも、単なる更新・買い替えなのか、人手不足を解消する省力化の一環なのか、新しい生産プロセスに不可欠なのかで扱いが変わります。

一般的に、パソコンや汎用的な車両・機械など「どの会社でも使える汎用品」は、補助金の対象外とされる傾向が強くあります。フォークリフトも汎用性が高い設備のため、「現場で使うから」という理由だけでは対象として認められにくいのが実情です。逆に言えば、その設備でなければ実現できない省力化や生産性向上を、計画として具体的に説明できるかが分かれ目になります。

候補になりやすい2つの補助金

1. 中小企業省力化投資補助金

省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業が、省力化(自動化・効率化)につながる設備を導入する際に活用できる制度です。深刻化する人手不足を、設備投資によって補うことを後押しするのが狙いです。

フォークリフト関連でこの補助金との相性が良いのは、単なる手動の運搬機ではなく、無人搬送・自動運転に近い省力化を実現する設備です。たとえば、自動で荷物を運ぶ無人搬送車(AGV)や、倉庫内作業の自動化に資する設備は、省力化の効果を数値で示しやすく、計画として説明しやすくなります。一方、運転手が必要な通常のフォークリフトを1台更新するだけでは、「省力化」の効果を示しにくい点に注意が必要です。

2. ものづくり補助金

ものづくり補助金は、革新的な製品・サービスの開発や、生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備投資を支援する制度です。製造業の現場改善とイメージされがちですが、対象は製造業に限りません。

フォークリフトをものづくり補助金で導入する場合は、革新的なサービスを展開するために新しい生産ラインや作業工程に不可欠な設備として位置づけられるかが重要です。たとえば、新たな製造プロセスを構築する一連の設備投資の中に、その工程専用のフォークリフトが組み込まれている、といった文脈であれば検討の余地があります。逆に、既存の業務をそのまま続けるための単純な買い替えは、革新性の説明が難しく対象になりにくい傾向です。

なお、ものづくり補助金は近年たびたび制度の再編・名称変更が行われています。申請を検討する際は、その年度に募集されている事業の正式名称・対象範囲を必ず確認してください。

「対象になりにくいケース」を先に知っておく

申請前に時間を無駄にしないため、対象になりにくい典型例も押さえておきましょう。

  • 老朽化に伴う単純な買い替え・更新:生産性向上や省力化の上乗せ効果が説明できないと評価されにくい
  • 汎用フォークリフト1台のみの購入:その設備でなければならない理由・全体計画が弱いと対象外になりやすい
  • 中古車両の購入:補助金は原則として新規の設備投資が前提で、中古は対象外とされることが多い
  • 申請前にすでに発注・契約・支払いを済ませている:交付決定前の発注は補助対象外になるのが原則

特に最後の「交付決定前に発注しない」は、どの補助金でも共通する重要なルールです。「採択されてから契約する」という順番を必ず守ってください。

申請の進め方(共通の流れ)

補助金ごとに細部は異なりますが、大まかな流れは共通しています。起業直後の方でもイメージしやすいよう、順を追って整理します。

  1. 目的の整理:「フォークリフトで何を解決したいのか(人手不足の解消か、新しい生産プロセスか)」をはっきりさせる。これで使うべき補助金が見えてきます
  2. 公募要領の確認:その年度の対象経費・補助率・上限額・スケジュールを最新の公式情報で確認する
  3. 事業計画の作成:導入によってどれだけ省力化・生産性向上が見込めるかを、数値を交えて具体的に書く
  4. 見積りの取得:対象設備の見積りを取り、計画と整合させる
  5. 電子申請(GビズIDが必要):多くの補助金は電子申請のため、早めにGビズIDプライムを取得しておく
  6. 交付決定後に発注・導入:採択・交付決定を待ってから契約・発注を行う
  7. 実績報告・補助金の受け取り:導入・支払い後に報告を行い、確認を経て補助金が支払われる(精算払いが基本)

補助金は原則として「後払い(精算払い)」です。設備代金はいったん自社で立て替える必要があるため、手元資金や融資とあわせた資金繰りの計画もセットで考えておくと安心です。

どちらの補助金を選べばよいか

判断に迷ったら、次の視点で整理してみてください。

  • 「人手が足りない・作業を自動化したい」が主目的 → 省力化投資補助金を軸に検討
  • 「新しい製品・サービスや生産プロセスを実現したい」が主目的 → ものづくり補助金を軸に検討

同じフォークリフト導入でも、計画の組み立て方ひとつで通りやすさは大きく変わります。「対象になるのか分からない」「どちらで申請すべきか迷う」という段階こそ、早めに専門家へ相談するのが遠回りを避けるコツです。

💬 無料相談のご案内

補助金専門行政書士法人は、V-Spirits元補助金審査員の三浦が在籍する専門家チーム(行政書士法人V-Spirits)が補助金支援を行っております。「このケースは補助金の対象になるのか?」といった疑問にも、無料でお答えしております。お気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 個人事業主でもフォークリフトの補助金は使えますか?

多くの補助金は中小企業だけでなく個人事業主も対象に含まれます。ただし、事業として使うこと・計画の実現性が前提です。対象要件は補助金ごと・年度ごとに異なるため、公募要領で確認してください。

Q. リースのフォークリフトは対象になりますか?

補助金によってはリースを対象経費として認める枠組みもありますが、購入が前提の制度もあります。リースで導入したい場合は、その補助金がリースに対応しているか事前に確認が必要です。

Q. レンタル料や燃料代などの維持費は補助されますか?

原則として、補助金の対象は設備の導入(取得)にかかる費用です。日々のレンタル料・燃料代・人件費などのランニングコストは対象外とされるのが一般的です。

まとめ

フォークリフトは汎用性が高い設備のため、「現場で使うから」という理由だけでは補助金の対象として認められにくいのが実情です。しかし、人手不足を解消する省力化(省力化投資補助金)や、新しい生産プロセスに不可欠な投資(ものづくり補助金)として位置づけられれば、活用できる可能性は十分にあります。

大切なのは、「何を買うか」ではなく「その設備で何を実現するか」を計画として具体的に示すことです。対象になるかどうかの判断や、どの補助金で申請すべきかの見極めは専門性が高い部分でもあります。迷ったら、補助金に詳しい専門家へ早めに相談し、確実に進めていきましょう。なお、補助金は後払いが基本のため、導入時の資金繰りについては融資の活用もあわせて検討すると安心です。

【無料相談のご案内】

弊社では、補助金専門行政書士法人V-Spiritsが補助金支援を行っております。元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが全面的にサポートいたします。このケースは補助金の対象になるのか?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

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この記事を監修した人


中野裕哲

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】
税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

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