
金融機関との面談対策
金融機関との面談とは
今回は、【金融機関との面談対策】について解説します。
特に、日本政策金融公庫や銀行から融資を受ける際(初回)には必ずといっていいほど面談を行います。
面談の目的
目的としては、以下5点があると考えています。
- 代表者及び事業主がどのような人柄か
- 今までの経歴や書類記載内容に信憑性があるか
- 事業についてどの程度理解をしているのか
- 資金使途は明確なのか
- 保証人として適任であるか(保証ありの場合)
面談の進み方と雰囲気
このような内容を1時間弱で金融機関の担当者と話をしていきます。
面談は担当者によって様々であり、和やかに進む場合もあれば、かなり深い部分まで掘り下げることもあります。
また、ポジティブ中心の内容もあればネガティブ中心の場合もあります。
ネガティブ中心の面談への注意点
特に気を付けなければならないのが、ネガティブ中心の面談の時です。
就職活動の圧迫面接に近い部分があります。
ただでさえ緊張しているにも関わらず、答えにくい質問が来ると追い打ちをかけるようにして更に緊張してしまいます。
そうなってしまうと面談結果としては大変難しいことになります。
面談対策の具体的方法
できる限りの対策としては、①事前に専門家に相談をする。②面談を体験した人に話を聞く。が有効だと思います。
事前準備の重要性
面談の機会は基本1回しかないチャンスですので、活かしきれるよう事前準備が大切です。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。