
北斗市中小企業振興資金
北斗市では、地域の中小企業を支援するために、中小企業振興資金融資制度を設けています。この制度は、企業の振興と経営の近代化を促進し、経済的地位の向上を目指しています。市が負担する「信用保証料」と「利子」の一部を補給することで、利用者の経済的な負担を軽減します。
目次
- 対象要件
- 対象となる中小企業
- 対象となる融資条件
- 補給内容
- 信用保証料の補給
- 利子補給
1. 対象要件
市からの資金預託を振興資金とし、金融機関が中小企業に融資を行います。
2. 対象となる中小企業
次の1と2を満たし、さらに3か4のいずれかに該当することが必要です。
- 北斗市内に独立した事業所または店舗を有すること。
- 同一事業を引き続き1年以上営んでいること。
- 市税を完納していること。
- 常時使用する従業員の数が30人以下の会社又は個人、または中小企業等協同組合法に基づく事業協同組合又は企業組合であること。
※融資を受けた後に北斗市外に移転される場合は、対象外となります。
3. 対象となる融資条件
資金使途 | 運転資金 | 設備資金 |
---|---|---|
融資限度額 | 1中小企業あたり 1,000万円以内 | 1中小企業あたり 2,000万円以内 |
融資期間 | 5年以内(うち据置期間6か月以内) | 10年以内(うち据置期間6か月以内) |
利率 | 年1.9% | 年2.3% |
保証 | 北海道信用保証協会の債務保証付 | |
保証人・担保 | 連帯保証人は、2人以内とし、必要に応じ担保を徴する | |
償還方法 | 取扱金融機関の定めによる |
4. 補給内容
対象要件を満たし、振興資金の融資を受けた場合、「信用保証料」と「利子」が補給対象となります。
5. 信用保証料の補給
信用保証料の135分の100が補給されます。小数点以下は切り捨てとなります。
※繰上償還が行われた場合は、市への保証料の返還が必要です。
6. 利子補給
計算期間における融資残高に対し、利子補給率により計算した額が補給されます。
- 利子補給率:年1.0%
計算期間
- 前期:4月1日から9月30日まで
- 下期:10月1日から3月31日まで
無料相談のご案内
弊社では、元朝日信用金庫 法人営業の小峰、元日本政策金融公庫支店長 多胡を中心とした各種専門家チームが融資支援を行っております。融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
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この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。