宇都宮市 耐震・免震・制震対策資金（耐震対策資金）
宇都宮市では、中小企業の災害対策を支援するため、「耐震・免震・制震対策資金」制度を設けています。老朽化した事業所の耐震性を強化し、地震リスクから企業の安全と事業継続を守ります。
対象となる資金使途
以下の用途で運転資金および設備資金が利用できます：
- 耐震診断・補強計画・耐震改修設計の策定
- 耐震補強工事（建替え・改修を含む）
※対象建物は、昭和56年6月1日以前に建築確認を受けたもの。
融資対象者
- 市内に事業所を有し、引き続き1年以上同一事業を営む中小企業者または協同組合
- 法人は商標登録があり、個人は市内に住民登録があること
- 市税を滞納していないこと
融資条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 融資限度額 | 設備資金：3,000万円、運転資金：300万円 |
| 融資期間 | 設備資金：10年以内、運転資金：5年以内 |
| 融資利率 | 年利 1.5% |
| 返済方法 | 据置1年以内、以後月賦返済 |
| 信用保証 | 栃木県信用保証協会の保証が必要（料率1.71%以内） |
| 保証人 | 必要となる場合があります |
必要書類
設備資金の場合
- 市税完納証明書（原本）
- 決算書の写し（直近）
- 耐震・免震・制震計画書（様式第6号）
- 耐震補強計画審査報告書、概要書、設計図書
- 見積書、カタログまたは平面図
- 建替え・増改築の場合：建築確認済証の写し
運転資金の場合
- 市税完納証明書（原本）
- 決算書の写し（直近）
- 耐震・免震・制震計画書（様式第6号）
- 不動産登記事項証明書（建物）
信用保証料補助制度
申込金額が2,000万円以内の資金については、保証料の補助があります。
補助は申込みの都度受けられ、回数制限はありません。
まとめ
地震リスクの高い地域において、耐震対策は企業防災の第一歩です。宇都宮市の制度を利用し、事業所の安全性を高めましょう。
弊社では、元朝日信用金庫 法人営業の小峰、元日本政策金融公庫支店長 多胡を中心とした専門家チームが、制度融資に関する支援を行っております。
手続きの流れや必要書類など、無料でアドバイスしております。まずはお気軽にご相談ください。
フリーダイヤル：0120-335-523
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起業の手続きって何から始めればいいの？といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
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この記事を書いた人
小峰精公／Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫／Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫（旧国民金融公庫）に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。
