
資金調達を急がない!創業期に大きな融資を受ける際の注意点
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V-Spiritsグループの元信金マンこみねっちです。
このコラムでは、実際にあった事例や融資相談でリクエストが多かった内容をシェアしてきますね。
資金調達を急ぐリスク
今回は資金調達を急がない!についてお話します。
創業時、もしくは創業してから1~2年ほどで「3,000万円以上の大きな金額の融資を受けたい」という相談を受けます。
しかし、一般的な小規模零細企業で創業後1~2年で3,000万円以上の融資を受けるのはかなり難しいです。
もちろんゼロではありませんが、よほど金融機関からの信用が高いか、返済の見込みが明確である企業に限られます。
融資の一般的な考え方
まず年商以上の融資を受けられるケースは非常に稀です。
業種によっては売上水準が高くても、利益や内部留保といった安全性・信用性の面で、創業1~2年ではまだ早いと判断されることが多いです。
小規模零細企業の資金調達ステップ
一般的な小規模零細企業は、以下のような段階を踏むことをおすすめします。
- 開業後すぐに創業融資を受ける
- 1期目の決算書が出来上がった時点で融資相談をする
- 2期目の決算書、もしくは1期目6ヶ月以上経過時の試算表を持って融資相談をする
業績推移の重要性
どのように業績が推移しているかが非常に重要です。
特に1,000万円以上の大きな資金調達では欠かせないポイントです。
節目ごとに金融機関へ決算書を提出し、業績が順調であることをアピールしながら、段階的に資金調達を進めていくのが有効です。
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