新事業展開支援資金(新事業展開・新分野進出支援枠)
新たなビジネスの可能性を広げるための資金調達をお考えですか?富山県では、中小企業者が新たな分野で事業を展開する際に必要な資金をサポートする制度を提供しています。
融資制度の概要
新事業展開支援資金(新事業展開・新分野進出支援枠)は、現在行っている事業とは異なる分野で新たに事業を開始する中小企業者に対し、その新事業に必要な資金を融資する制度です。
融資条件
- 融資対象: 現在の事業と日本標準産業分類細分類が異なる事業を新たに行い、新事業の占める割合が5年以内に1/4以上となることが見込まれる事業展開を行う中小企業者または出資法人で、当該事業に要する資金
- ※現在の事業が建設業、卸・小売業である場合、新事業の占める割合が5年以内に1/4以上になることを要しない。
- 資金使途: 設備資金、運転資金
- 融資限度額: 4,000万円(うち運転資金1,000万円)
- 融資期間: 設備資金7年以内(1年以内)、運転資金5年以内(1年以内)
- 融資利率: 年1.30%以内
- 保証料率: 保証協会の定めによる(割引料率の適用有り)
- 償還方法: 金融機関の方法による
必要書類
- 融資協議書
- 利用申請書)
- 実施計画書
- 必要書類一覧
異業種への新たな事業展開を考えている方は、ぜひこの制度を活用してみてください。あなたのビジネスの未来を切り開く一助となることでしょう。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。