小規模事業資金のご案内
足利市では、地域の中小企業を支援するために、小規模事業資金の融資制度を設けています。この制度は、事業を継続している企業にとって、資金調達の大きな助けとなることでしょう。以下に、融資の対象や条件について詳しくご紹介します。
融資の対象となる方
融資の対象となる方は、以下の要件にすべて該当する必要があります。
- 市内に工場(店舗)または事業所を有し、市内で同一事業を継続して1年以上営んでいるもの
- 信用保証取扱業種(特定業種)を営む中小企業者
- 市税を完納しているもの
- 常時使用する従業員が20人以下(商業・サービス業においては5人以下)のもの
- 当資金の新規融資額と信用保証協会の保証付き借入残高の合計が、2,000万円以内となるもの
営業車両購入資金について
営業車両購入の対象となるのは、以下の条件を満たす場合です。
- 営業車両であること(乗用車は対象外)
- 車両ナンバーが、3,5,7でないこと(タクシー業、ハイヤー業、レンタカー業等に限り対象)
- 原動機付き自転車および二輪自動車は対象外
なお、設備資金は既に設置、購入した設備は対象としません。また、市内設置の設備に限ります。
融資限度額
- 運転資金: 400万円
- 設備資金: 500万円
利率(年利)
- 3年以内:1.6%
- 5年以内:1.8%
返済方法
返済方法は以下の通りです。
- 割賦元金均等償還(据置6ヶ月以内)
- または一括償還(金融機関及び保証協会の定めるところによる)
保証人等
保証人は金融機関または信用保証協会の定めるところとします。また、信用保証協会の保証を付する必要があります。
保証料率
保証料補助あり(全額)です。年度内に融資実行となったものが補助対象となります。ただし、事業者選択型経営者保証非提供制度の利用に係る保証料を除きます。
この制度を利用して、あなたのビジネスをさらに成長させるチャンスを掴んでみませんか?小規模事業資金の融資制度は、あなたの事業の未来を切り開く大きな一歩となることでしょう。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。