
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
氷山の下に“買いたい”本音がある!?潜在ニーズとインサイトの話
~AGAとプロテインに学ぶ、マーケティングの深層心理~
はじめに:その商品、本当に「欲しい」と思って買ってますか?
ズバリ言います。お客様が商品やサービスを購入する理由、それは表に見えているものだけとは限りません。
「このサプリ、成分が良さそうだから」
「このジム、便利そうだから」
こんな表向きの理由の裏に、実はもっと深い「本音=インサイト」が隠れていることがあるんです。
今回の動画では、ちょっと笑えるけど超リアルな事例を通じて、「潜在ニーズ」「インサイト」という考え方を楽しく、かつ深く学べます。
ニーズは“3層構造”になっている
ニーズには、実は「3つのレベル」があります。
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ニーズ(顕在):自分で気づいている欲求
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潜在ニーズ:なんとなく感じている欲求
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インサイト:無意識に抱えている本音の欲求
これは「氷山モデル」に例えられます。水面の上に見えているニーズはほんの一部で、売れる商品・サービスは、水面下にある“深い欲求”に訴えかけています。
実例①:AGA治療に手を出したワケは…?
動画の中で、ある男性がAGA治療を始めた理由を語っています。
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表向きの理由(ニーズ):「見た目が大事だから」
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潜在ニーズ:「かっこよく見られたい」
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インサイト:「モテたい」
本人も「本当は言いたくないけど…」と言ってましたが、これこそがインサイトです。言葉に出していなくても、深層心理には確かに「異性にモテたい」という願望があるのです。
実例②:プロテインドリンクを選ぶ本当の理由
よくあるプロテイン入りのドリンクを例にしてみましょう。
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顕在ニーズ:「健康のためにたんぱく質を摂りたい」
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潜在ニーズ:「筋肉をつけて引き締まった体になりたい」
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インサイト:「かっこよくなって異性にモテたい」
本人が「プロテイン入りの方が健康にいいから」と言っていても、その根底には“他人からの評価”を意識した深層の欲求があるわけですね。
どうすれば“インサイト”をつかめるのか?
売り手側として、この「ニーズの深さ」を意識することがとても大事です。
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「タンパク質が○g含まれています」→ 顕在ニーズ
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「筋肉をつけたい方におすすめ」→ 潜在ニーズ
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「異性の視線を集める身体に」→ インサイト
このように、どの層に訴えかけるかで、言葉の選び方も訴求の角度も変わってきます。
インサイトを理解すると得られる効果
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顧客自身も気づいていない「本音」に気づかせることができる
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他社との差別化になる
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まったく新しい商品アイデアが生まれる
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感情に訴えかける広告が作れる
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「これ、欲しかった!」という直感的な購入を促せる
実務でどう生かすか?
マーケティング施策を立てるときは、次のように深掘りして考えてみましょう。
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顕在ニーズでとどまっていないか?
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潜在ニーズまで言葉を掘り下げているか?
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インサイト=本音を想像し、それに響くストーリーがあるか?
差別化の鍵は「本音」への理解
もし競合が「品質が良い」「コスパが高い」などの表面的な訴求しかしていないとしたら、インサイトに基づいた提案をするだけで差別化ができます。
たとえばサプリメントなら…
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「疲れが取れますよ」→ 潜在ニーズ
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「異性の視線を集める自分に」→ インサイト
広告や商品パッケージ、Webページの一言を変えるだけでも、反応が大きく変わることもあります。
まとめ:お客様の“本音”を見抜く視点を持とう
マーケティングの本質は、「誰に、何を、どう伝えるか」だけではありません。
「その人が、本当は何を求めているのか?」
この深層心理=インサイトを読み解き、商品やサービスに反映させることができれば、売上は必ずついてきます。
今日からぜひ、商品や広告を見るときに「これはどの層のニーズに訴えているのか?」と意識してみてください。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523