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消費者行動モデル「AISAS」を使いこなす!検索と共有がカギの現代マーケティング戦略
はじめに
みなさん、今の消費者がどうやって商品やサービスを知り、興味を持ち、購入し、さらに他の人に広めていくのか…意識したことはありますか?
実は、その流れはインターネットの普及によって大きく変わりました。
昔は「AIDMA(アイドマ)」と呼ばれるモデルが主流でしたが、今はそこから発展した「AISAS(アイサス)」モデルが現代の消費行動を説明するのにピッタリなんです。
今回は、このAISASモデルの流れと、その活用法をわかりやすく解説します。
1. AIDMAからAISASへの進化
1-1. 従来のAIDMAモデル
まずは復習です。AIDMAは以下の流れで消費行動を表します。
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Attention(注意):まずは認知してもらう
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Interest(関心):興味を持ってもらう
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Desire(欲求):欲しいと思う
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Memory(記憶):記憶に残る
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Action(行動):実際に購入する
テレビCMや新聞広告全盛の時代は、この流れで十分機能していました。
1-2. 現代型のAISASモデル
インターネットが登場してからは、消費者行動はこう変わりました。
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Attention(注意)
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Interest(関心)
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Search(検索)
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Action(行動)
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Share(共有)
ポイントは「検索」と「共有」です。
気になったらまずネットで調べる。そして購入後はSNSや口コミでシェアする。これが今の標準的な行動パターンです。
2. 「検索」を導くための仕掛けが必要
2-1. CM戦略の変化
昔のCMは15秒の中で商品の魅力を詰め込み、「買いたい!」まで持っていく作りが多かったです。
しかし今は「詳しくはWebで」という形で、A(注意)とI(関心)までで止め、次の「Search(検索)」へ誘導するパターンが増えています。
2-2. 検索を促す媒体連携
テレビCMだけでなく、紙媒体やイベントでも検索へつなげる仕掛けを組み込むのが重要です。
キーワードの提示やQRコードの掲載は、まさにAISASの「S」へスムーズにつなぐ導線です。
3. 「記憶」に残すことで検索率アップ
私の場合、本の表紙に必ず顔写真を載せています。
しかも何十年も変えていません。特徴的な髪型で「あのとんがった頭の人だ」と覚えてもらえるからです。
本屋で表紙を見て記憶に残り、「起業 中野」で検索してくれる。
そして本には連絡先やQRコードを入れておくことで、検索からすぐにアクセスしてもらえます。
これは紙媒体からネットへの移行を自然に作る、実践的なAISAS活用例です。
4. 「共有」を最大限活かす
4-1. 口コミとレビューの力
AISASの最後の「S(Share)」はSNS時代の強力な集客源です。
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Googleビジネスプロフィールの口コミ
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Amazonや楽天のレビュー
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SNSでの使用感投稿
こうした共有は、広告よりも信頼性が高く、次の購入者を生み出します。
4-2. シェアを促す仕組み
レビュー投稿での特典やSNSハッシュタグキャンペーンなど、「書きたくなる」仕掛けを用意すると効果的です。
5. AISASをビジネスに取り入れるポイント
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注意(Attention)
まずは存在を知ってもらう。広告、イベント、SNSで目を引く。 -
関心(Interest)
興味を持ってもらうためのストーリーや差別化要素を提示。 -
検索(Search)
SEOやMEOで見つかりやすく。紙媒体やCMには必ず検索キーワードやQRコードを載せる。 -
行動(Action)
購入・申込までの導線をスムーズに。 -
共有(Share)
SNSや口コミを通じて広めてもらう仕組みを作る。
まとめ
AISASは単なるマーケティング用語ではなく、今の消費者行動そのものです。
広告や紙媒体は「検索」へつなぐためのきっかけづくり、購入後は「共有」で拡散してもらう仕掛けが必須です。
この流れを理解して戦略を組めば、集客から売上アップまで自然な形でつながります。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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