
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
CPAを知らなきゃ損する!広告費をムダにしない“本当の効率”とは?
はじめに:その広告費、本当に“利益”につながってますか?
広告にいくらかけるかは、経営に直結する大事な意思決定。でも「CPA」を意識していない方が非常に多いです。
CPAとは「顧客獲得単価(Cost Per Acquisition)」のことで、1件のお客様を得るためにかかったコストを数値化したもの。これを知れば、今打っている広告が「割に合っているのか」が一目瞭然になります。
CPAとは?その定義と基本式
CPA = 広告費 ÷ コンバージョン数
広告費が100万円で問い合わせ数が500件なら、CPAは2,000円です。
この「コンバージョン(CV)」は、問い合わせ、資料請求、購入などの行動のこと。CVの定義によってCPAの数値も変わります。また、購入に限って見る場合は「CPO(Cost per Order)」という指標もあります。
なぜCPAを知らないと損をするのか?
CPAを把握すると、以下が可能になります。
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集客手法ごとの費用対効果が明確になる
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LTV(顧客生涯価値)とのバランスが取れる
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商品の価格設定や広告費の予算組みがしやすくなる
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集中投資すべき施策を判断できる
中小企業や個人事業主にとって、全方位に広告を出すのは現実的ではありません。だからこそ「CPAの低い手法=効率のよい広告」に絞るのが鉄則です。
LTVと組み合わせてこそ真価を発揮する
1件獲得するのにCPAが1万円かかったとしても、そのお客様が30万円の商品を買ってくれるなら全く問題ありません。逆に、LTVが1万円しかないのにCPAが1万5,000円だったら赤字です。
つまり「CPA < LTV」が広告の基本構図になります。
CPAを活かすには計測が命
Web広告ではGoogle広告やSNS広告を使えば、どの広告経由で何人がCVしたかが一目でわかります。
オフラインでも「どこで知りましたか?」とアンケートを取ることで広告効果の比較は可能。マンション販売などでもこの方法はよく使われます。
テストマーケティングで最適な施策を探す
成功の秘訣は「総当たり」で小額から試すこと。
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雑誌広告:10万円
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SNS広告:10万円
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チラシ配布:10万円
それぞれで得られたCV数からCPAを出し、もっとも費用対効果の高い媒体に予算を集中させる。さらにバナー画像や広告文もABテストを行うことで、細かい最適化も可能です。
営業や人件費にも応用可能
広告だけでなく、営業活動にもCPA的な考えは応用できます。
たとえば営業マンが1人当たり月50万円の人件費で、20件の新規契約を取っているならCPAは25,000円。これと他のチャネル(Web広告など)と比べて、どれが最も効率が良いかを分析できます。
社長・起業家は“数値感覚”を磨け!
「何となく来ている」「広告を出したけどイマイチだった」ではダメです。CPAを計測し、比較し、改善していく。このプロセスを回せるかどうかで、ビジネスの収益性がまったく変わってきます。
まとめ:今日からやるべき5ステップ
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CVをどう定義するか決める(購入?資料請求?)
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過去の広告施策からCPAを計算する
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LTVとのバランスをチェック
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新たな広告施策を小額で複数テストする
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計測・比較・改善のループを回す
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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