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是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
農業用機械導入に最大1,500万円!「農地利用効率化等支援交付金」融資支援タイプ解説
はじめに
農業経営において、コンバインやトラクター、ビニールハウスなどの大型設備導入は避けて通れません。しかし、その投資額は数百万円〜数千万円規模になることも少なくありません。
そこで活用したいのが**「農地利用効率化等支援交付金(融資支援タイプ)」**です。
今回は、この制度の概要から活用のポイントまで、わかりやすく解説します。
制度の目的
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農地の集約化・有効活用を促進
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放置されがちな農地を再生し、効率的な利用を進める
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農業の生産性を向上させる機械・施設の導入を支援
支援タイプ
本制度は大きく2つのタイプに分かれます。
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融資支援タイプ(今回解説)
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地域計画支援タイプ(次回解説予定)
今回は「融資支援タイプ」に絞ります。
対象地域
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地域計画が策定されている地区のみ
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地域計画とは、概ね10年後の農地利用方針を定めたもの
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各市町村や地区単位で策定され、市町村HPなどで確認可能
対象者の条件
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地域計画の方針に沿った農地利用を行うこと
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融資を受けて機械・施設を導入すること(自己資金のみは不可)
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50万円以上の事業費であること
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汎用品(パソコン、一般的な軽トラ、倉庫など)は対象外
補助対象事業
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農業生産・流通の開始・改善に必要な機械等の取得・改良・補強
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例:コンバイン、トラクター(農作業専用)、選別機など
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農地等の造成・改良・復旧
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例:ビニールハウス設置、用水路の改良 など
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補助額
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基本枠:国から最大300万円
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面積要件クリアで上限600万円
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先進的農業経営タイプ
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法人:最大1,500万円
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個人:最大1,000万円
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自治体独自の上乗せ補助あり(自治体ごとに異なる)
※補助額の計算方法
事業費 × 3/10 − 融資額 − 自治体補助額 = 国からの交付金額(上限あり)
優先枠
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スマート農業導入や複数農家の共同利用計画など、地域に波及効果が高い取り組みは優先的に採択
活用のポイント
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まずは地域計画の確認
→ 自分の農地が対象地区か、市町村や地区に確認 -
導入設備の適格性チェック
→ 汎用品や基準外設備は対象外 -
融資の確保
→ 補助金単体では申請不可、設備資金の融資が必須 -
自治体の上乗せ補助も調査
→ 国と自治体の補助を組み合わせれば負担大幅減
まとめ
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融資を活用して農業用機械や施設を導入するなら、この交付金は非常に有効
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条件を満たせば数百万円〜最大1,500万円の補助が受けられる
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地域計画の確認と融資の準備が申請の第一歩
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
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