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【失敗しない新規銀行取引】今から差がつく!銀行開拓3つの鉄則
銀行取引は避けて通れない!経営者なら知っておきたい銀行戦略
事業を始めると、避けて通れないのが「銀行取引」。
決済、振り込み、引き落とし…今や現金主義だけでやっている会社は皆無です。
「でも銀行口座って1つあれば十分じゃない?」と思われがち。
確かに、日常の決済に関しては1行でも困らないかもしれません。
ですが、これから事業を大きくしていくつもりなら、銀行との付き合い方を見直すことは避けて通れません。
今回は、「新規銀行取引で失敗しないために知っておくべき3つの鉄則」を、中小企業支援のプロ視点でご紹介していきます!
銀行口座は1つでいい?増やすべき?まずはここから判断!
まず初めに考えるべきは、「そもそも新しい銀行と付き合う必要があるのか?」という点。
✅ こんな人は“増やす必要ナシ”!
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お金を借りる予定がない
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規模を大きくするつもりがない
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既存の銀行で十分に満足している
この場合、無理に増やすと管理が煩雑になるだけ。手間も手数料も増えてしまいます。
✅ こんな人は“新規取引を検討すべし”!
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これから融資を受けたい
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規模拡大を目指している
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金利や条件をもっと良くしたい
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複数行からの提案を比較したい
「選択肢が増える=交渉の余地が広がる」ということ。
今後の事業展開に柔軟性を持たせたいなら、複数の銀行と取引を始める価値は大いにアリです。
銀行開拓で差がつく!3つの鉄則
鉄則①:いきなりメインバンクを変えない!
たとえば、今までA銀行とお付き合いしていたところに、B銀行から「ウチなら金利1.5%でいけますよ!」という甘い提案がきたとします。
「おっ、じゃあB銀行に全部切り替えようかな」と即断してしまうのは要注意!
メインバンクは信頼関係の蓄積が命。
いきなり別の銀行に乗り換えると、旧来の銀行は「裏切られた」と感じ、関係が悪化することも…。
おすすめは、「サブバンクとして少しずつ取引を始め、実績を見ながら切り替えを検討する」という流れ。
鉄則②:銀行ごとの役割と特徴を理解せよ!
銀行にはそれぞれ“得意分野”があります。
適材適所で選ばないと、「断られるだけで終わった…」なんてことも。
銀行の種類 | 向いている事業規模 | 特徴 |
---|---|---|
メガバンク | 大企業向け | 小口融資は苦手 |
地方銀行 | 中堅〜中小企業 | 地域密着の支援あり |
信用金庫・組合 | 小規模事業者向け | 小回りが利きやすい |
政策金融公庫 | 創業・スタートアップ | 金利が低く、創業融資に強い |
「ネームバリューだけで選んで失敗」は本当によくある話。
自分の事業フェーズに合った金融機関を見極める力が重要です。
鉄則③:提案力を見極めよ!まずは“提案させてみる”
銀行選びで大事なのは「本気で向き合ってくれるかどうか」。
「うちなら融資できますよ」だけでは不十分。
こちらが一歩踏み込んで、「じゃあ、どんな提案してくれますか?」と聞いてみてください。
優れた担当者は、複数の選択肢を出してきます。
-
地域の制度融資を提案
-
金利のバリエーションを提示
-
無担保・プロパー融資の可能性を探ってくれる
この時の提案内容で、その銀行・その担当者の実力や本気度がわかります。
ここで「なんかこの人頼れそうだな」と思えるかが大事!
銀行選びは「信頼」と「相性」!
銀行開拓は、いわば「パートナー探し」です。
金利や条件だけでなく、どれだけ寄り添ってくれるか、情報提供してくれるかなど、長く付き合えるかどうかを見極めましょう。
新規銀行取引でよくある失敗例とその対策
❌ いきなり複数口座を作って混乱
→ 必要性と管理体制を明確にしてから動く
❌ 信用金庫を飛ばしてメガバンクに突撃
→ 自社のステージに合った銀行を選ぶべし
❌ 提案もないのにすぐ取引開始
→ 提案内容を比較して、納得できる銀行とだけ付き合う
まとめ:銀行を“選ぶ力”が経営力に直結する!
銀行との付き合い方は、事業のフェーズごとに変わります。
創業時・拡大期・成熟期と、それぞれに合った取引先を見つけることが、結果的に資金繰りや経営の安定につながるのです。
銀行は「選ばれる存在」ではなく、「選ぶべき存在」です。
そのためにも、「提案を引き出す」「相性を見る」「住み分けを理解する」など、今回紹介した3つの鉄則をぜひ実践してみてください!
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523