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コラム

【安心起業】CIC開示をオンラインでスムーズに行う秘訣

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はじめに

起業を1年後に控えた会社員の皆さま、こんにちは。

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、CFP®の中野裕哲です。

起業準備を進める中で、「自分の信用情報は大丈夫?」と不安になること、ありますよね? そこで役立つのがCICの信用情報開示制度。今回は、「CICインターネット開示にどれくらい時間がかかるのか」を中心に、やさしく丁寧にご説明します。ポイントを押さえることで、起業準備をスムーズに進めましょう。


目次

  1. CICインターネット開示とは

  2. 実際にかかる時間の目安

  3. 手続きの流れ【ステップ・バイ・ステップ】

  4. 時間を短縮するためのコツ

  5. 起業準備との関係性

  6. よくあるFAQ

  7. まとめ


1. CICインターネット開示とは

CICは、クレジットカードや消費者ローンなどの利用履歴や残高状況を登録・提供する信用情報機関。「自分の信用情報(自分に関するデータ)がどのようになっているかを確認できる」制度が「開示制度」です。

  • インターネット開示:CICウェブサイトを通じて、スマホ・PCからいつでも申し込み可能。

  • 書面での開示もありますが、今回は「所要時間」の点でも利便性が高いインターネット開示を詳しくご案内します。


2. 実際にかかる時間の目安

ズバリ、最短で20分〜30分程度で開示完了、PDFで取得できます。

内訳は以下のとおり:

手続内容 所要時間目安
①会員登録(初回のみ) 約5~10分
②本人確認(ネット完結) 約5分
③料金支払い(クレカ) 数分
④情報照会・PDF生成 数分〜10分

※ 2回目以降の利用なら会員登録不要なので、10〜15分程度で開示可能です。


3. 手続きの流れ【ステップ・バイ・ステップ】

ステップ1:公式サイトへアクセス

CICの「インターネット開示」ページへ。

ステップ2:会員登録(初回のみ)

メールアドレス・ID・パスワード設定など。初めてなら約5分

ステップ3:ログイン&本人確認

運転免許証、マイナンバーカード、住基カードなどをスマホで撮影しアップロード。5分程度

ステップ4:開示申込み

情報の種類を選び、開示申込。1分程度

ステップ5:決済

クレジットカード決済が一般的。1〜2分

ステップ6:情報表示・PDF取得

「確認」→「PDFダウンロード」で完了。数分〜10分程度


4. 時間を短縮するコツ

  • 2回目以降はログインだけ:最短で申し込み〜PDFまで5〜10分。

  • 本人確認書類を用意:手元にあるとアップロードで迷わない。

  • クレカ情報も控えておく:入力ミス防止。

  • 深夜/早朝の利用が◎:アクセス集中を避けられる場合があります。


5. 起業準備との関係性

1年後に起業を目指すなら、「信用力」も見落せません。

  • 融資審査でCIC開示が求められるケースも。

  • 開示内容を見れば、返済遅滞があるかどうか等のリスクを自分で確認可能

  • 起業当初の融資戦略に向けて現状分析ができるので、「何かおかしい…?」と感じれば、起業前に整理しておけます。


6. よくあるFAQ

Q1:開示に費用はかかりますか?

A:はい、1,000円(一般的)+消費税がかかります。支払いはクレカ決済が主流です。

Q2:申し込み後、キャンセルできますか?

A:申し込み後のキャンセルはできません。ただしPDFを保存しなければ印刷・保管しない選択は可能です。

Q3:過去の携帯ローンまで出ますか?

A:はい、CICはクレジットカード、キャッシング、割賦購入、携帯電話の分割支払いなど幅広く対象です。

Q4:個人信用情報に異議があるときは?

A:CICへ異議申し立て可能です。電話や書面で手続きできます。正しい内容に修正されるまで1〜3ヶ月かかる場合も。

Q5:開示PDFはどこまで保存しましょう?

A:起業時の諸手続き(融資・入札など)に使う可能性があるため、起業後も3〜5年は保管すると安心です。


7. まとめ

  • 所要時間は最短10〜30分。初回はやや時間かかりますが、2回目以降は驚くほどスピーディー。

  • 開示内容を把握することで、起業前に「信用面」を自分でチェックできる。

  • 起業準備として必須ではないものの、安心してスタートできるように、1年後の起業に向けて一読をおすすめいたします。


最後に一言

起業に向けて、まずは「自分自身を知る」ことが大切です。CIC開示で自分の信用情報を確認し、弱点があれば今のうちに改善しておけば、融資や取引先との信頼構築もずっとスムーズになります。
「ズバリ言います」– 起業までの1年、この小さな確認が、大きな安心につながりますよ。
お気軽にご相談くださいね!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
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この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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