
「悪事千里を走る」|お金をかけずにお客さんが増える口コミの力
広告費をかけずにお客さんを増やしたいと考える人にとって、口コミは大きな味方になります。古くから伝わることわざ「悪事千里を走る」は、悪い評判はあっという間に遠くまで広がってしまうという意味で使われてきました。今回は、この言葉をきっかけに、良い評判も悪い評判も広がる「評判」の力について考え、繁盛するお店が大切にしている集客法を見ていきます。
「悪事千里を走る」とは、どういう意味か
「悪事千里を走る」は、悪い行いやよくない評判は、あっという間に遠くまで広まってしまうという意味のことわざです。昔から、良くない評判は特に早く伝わりやすいことが知られていたからこそ、このようなことわざが生まれたのでしょう。この教えは、裏を返せば、良い評判もまた、同じように広がっていく力を持っているということを示しています。
昔の商人も、評判を大切にしてきた
インターネットがなかった時代から、商人たちは「評判」の大切さを知っていたとされています。お客さんに不誠実な対応をすれば、その評判はすぐに近所や取引先に伝わり、商売に悪い影響を及ぼします。反対に、誠実で丁寧な対応を続けていれば、その評判もまた、人から人へと伝わり、新しいお客さんを呼び込む力になっていました。
今の時代の「口コミ」と、昔の「評判」の共通点
インターネットやSNSが広く使われる今の時代、口コミは、以前よりもさらに速く、広く伝わるようになりました。しかし、その本質は、昔の「評判」と変わりません。良い対応をすれば良い評判が広がり、悪い対応をすれば悪い評判が広がる、という基本的な仕組みは、時代が変わっても同じです。
良い口コミを、特別な工夫なしに生み出す方法
良い口コミを生み出すために、特別なキャンペーンや仕掛けが必要だと考える人もいますが、実際には、お客さん一人ひとりへの丁寧な対応が、最も基本的で効果的な方法です。約束を守る、きちんと挨拶をする、お客さんの話を丁寧に聞く。こうした基本的な対応の積み重ねが、自然と良い評判を生み出していきます。
悪い口コミへの、誠実な向き合い方
どれだけ丁寧に対応していても、お客さんの期待に応えられない場面が出てくることもあります。そうしたときに大切なのは、問題から逃げずに、誠実に向き合うことです。問題が起きたときの対応の仕方こそが、長い目で見た評判に大きく影響します。誠実な対応は、むしろ信頼を深めるきっかけになることもあります。
口コミが広がるまでの、時間を見通しておく
口コミは、すぐに広がるものではなく、積み重ねの中で少しずつ広がっていくものです。今日始めた良い対応が、すぐに大きな評判につながるわけではありません。焦らずに、良い対応を積み重ねていくことで、時間をかけて評判が育っていくという見通しを持っておくことが、長く続けるための心の支えになります。
一人のお客さんが、次のお客さんを連れてくる
口コミの力は、一人のお客さんが満足してくれることから始まります。満足したお客さんが、家族や友人に自分の体験を話してくれることで、新しいお客さんが訪れるきっかけが生まれます。一人のお客さんを大切にすることが、結果として何人もの新しいお客さんにつながっていく、というつながりを意識しておくことが大切です。
自分から口コミを依頼するときの、心構え
満足してくれたお客さんに、口コミの投稿を直接お願いすることも、一つの方法です。ただし、無理に依頼しすぎると、お客さんに負担を感じさせてしまうこともあります。お願いするときは、押しつけにならないよう、感謝の気持ちとともに、さりげなく伝える姿勢を大切にしましょう。
SNSでの口コミにも、同じ基本が通用する
SNSでの口コミも、基本的な仕組みは、昔から伝わる評判の広がり方と変わりません。拡散力が強いぶん、良くも悪くも広がる速さは早くなっていますが、根底にあるのは、やはり一人ひとりへの丁寧な対応です。SNSという新しい道具が加わっても、基本の姿勢を大切にしていれば、その効果を自然に、十分に活かしていくことができるはずなのです。道具が変わっても、変わらない本質を意識しておきましょう。
💬 執筆者の小峰から一言
相談の場でも、広告費をかけることばかり考える方は多いですが、日々の丁寧な対応を一緒に見直していくと、口コミで広がっていく事例を、これまで数多く見てきた実感を、相談のたびに、いつもより強く持っています。
よくある質問
Q. 口コミを早く増やすには、どうすればいいですか
A. 特別な近道はなく、お客さん一人ひとりへの丁寧な対応を積み重ねることが、結果として一番確実な方法だとされています。
Q. 悪い口コミが広まってしまった場合は、どうすればいいですか
A. 問題から逃げず、誠実に向き合い、改善する姿勢を見せることが大切です。その姿勢自体が、新たな信頼を生むこともあります。
まとめ:今日からできること
今日は、身近なお客さんや周りの人への対応を一つ丁寧に見直してみてください。「悪事千里を走る」という言葉のとおり、評判は広がる力を持っています。良い評判を育てる第一歩は、今日の丁寧な対応から始まります。
【無料相談のご案内】
弊社は、V-Spiritsグループ代表の中野裕哲を中心に、中小企業診断士・元補助金審査員の三浦をはじめとした専門家チームが、業種を問わない幅広い起業・新規事業のご相談に対応しております。何から始めればいいかわからないという段階でも、適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。


この記事を監修した人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授
税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。
経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。
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税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。
中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。
【主な実績】
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- 大企業Webサイト多数監修
- 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)
V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。
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