
店舗開業における物件契約のタイミング
ご覧いただきありがとうございます!V-Spiritsグループの元信金マン、こみねっちです。
このコラムでは、現場のご相談から見えてくる「知っておくと得する開業ノウハウ」をお届けしています。今回は、店舗ビジネスを始める際に多くの方が悩まれる「物件契約と融資申請、どちらを先に進めるべきか?」についてお話しします。
目次
店舗開業と融資審査の関係
「開業したい!」と思っても、最初に立ちはだかるのが「物件と融資、どっちが先?」問題。
ポイントは… 開業場所が決まっていないと、基本的に融資審査は進まない ということ。
金融機関は、あなたの事業の実現性を見極めるため、「立地」「規模」「営業形態」といった情報を必要とするからです。
物件選びと契約タイミングの難しさ
とはいえ、いきなり物件契約を進めるのもリスクです。
- 人気物件は競争が激しく、早めに動く必要がある
- 審査中でも「仮押さえ」だけでは不動産側も待ってくれない
- 契約すれば、保証金・礼金・手数料が先に発生
早すぎても、遅すぎてもリスクがある。これが店舗開業の難所です。
融資審査が進められる状態とは?
「契約前でも審査ってできるの?」という疑問には、“ある程度情報が固まっていれば可能”というのが答えです。
- 物件の所在地、面積、賃料などが確定している
- 不動産会社から申込み済・交渉中である証明がある
- その物件を前提にした事業計画書がある
逆に、物件情報があいまいでは審査は進みません。
物件変更のリスク
融資審査途中に物件が変わった場合は…審査は原則やり直し!
立地・広さ・家賃・見込み売上など、すべての条件が変わる可能性があるため、金融機関としても再審査が必要なのです。
契約済だから有利になるわけではない
「契約しておけば融資も通りやすくなるでしょ?」というのは間違い。
- 否決されても契約金は戻ってこない
- 家賃が高すぎるなど、返済能力を超えていると逆にマイナス評価
ですので、契約は「融資審査に通る見込みが立った段階」で進めるのが賢明です。
開業準備で気をつけたいこと
- 物件選びはスピードも大切
- でも契約は慎重に
- 計画があいまいだと審査も通りにくい
特に立地が売上に直結する店舗ビジネスでは、計画性と段取りが成否を分けるポイントになります。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 契約前でも融資審査は可能ですか?
- A. はい。物件が「決まっている」と説明できる状態であれば、契約前でも進められることが多いです。
- Q2. 物件変更で審査内容も変わりますか?
- A. 原則として審査は最初からやり直しになります。
- Q3. 先に契約しておいた方が有利ですか?
- A. 一概には言えません。支出が先行しすぎると返済能力の懸念材料になります。
V-Spiritsグループでは、店舗開業や物件契約、融資申請に関する実務的なアドバイスを行っています。
Zoom・電話・対面での相談が可能で、こみねっち(小峰)をご指名いただければ、私が直接対応いたします!
物件や融資のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 融資担当営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。成績ばかりを追い、取引先を理解できず苦戦するが、企業の本質を知ることの重要性に気づく。以後、信頼関係を築き、資金繰りや融資支援に注力。経営難の企業に融資の基本を伝え、3ヶ月で1.5億円の資金調達を実現。この経験を原点に、中小企業の資金繰り支援を使命とし、日本の企業成長に全力を尽くす。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。
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