
ビジネスの特徴
骨とう品とは、希少価値のある古美術や古道具のことです。消費者のリサイクル意識や中古であっても価値ある商品を安く手にいれ長く使いたいという意識が高まり、中古品販売のマーケットは拡大しています。そして、中古品の中でも特に骨とう品小売業では、マーケットが拡大しており、店舗数も増加しています。
市場トレンド
(1)グローバル化
グローバルなマーケットへのアクセスが容易になり、海外のバイヤーやコレクターとの取引が増加しています。特にアジアや中東の富裕層が日本の骨とう品に高い関心を示しており、国際的な需要が高まっています。
(2)若年層における関心の高まり
ミレニアル世代やZ世代などの若年層が、骨とう品に対する関心を高めています。特に、ユニークなデザインや歴史的価値を持つアイテムが、インテリアやコレクションとして人気です。これにより、若年層をターゲットにしたマーケティングが重要になっています。
(3)コレクター市場の成長
骨とう品を趣味として収集するコレクター市場が堅調に成長しています。特定のジャンルや時代のアイテムに特化したコレクターが増え、専門的な知識を持つ店舗やディーラーの需要が高まっています。
開業形態
- 個人事業主
- 法人の設立
許認可
骨とう品店を開業するには、古物商の許可が必要です。
開業ステップ
- 事業計画書の作成
- 資金調達
- 許認可の申請
- 商品仕入れ
- 必要な保険・手続きの実施
- マーケティングと販促活動
- 骨とう品店 開業
開業資金
骨とう品店の開業資金は、約1,228万円前後が必要になります。
会社設立
骨とう品店は個人事業でも開業できますが、法人化をすることによるメリットもあります。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。
- 申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。 - 免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。 - 審査
- 許可
その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。
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起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。