
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
【実録】銀行口座は減らすべき?法人経営者のための“金融口座整理術”
はじめに:「この銀行口座、まだ必要ですか?」の疑問にズバリ答えます
「昔の取引先の関係で作ったけど、もう何年も使っていない銀行口座がある…」という経営者の方、多いのではないでしょうか?ズバリ言います。法人経営において銀行口座の数は、増やしすぎても管理コストがかかり、減らしすぎても後々の取引に支障が出ることも。
今回は、実際に複数の銀行と付き合いのある経営者の会話をもとに、「銀行口座は減らすべきか?」というテーマについて、わかりやすく解説していきます。
法人口座の現状整理:なぜ口座が増えるのか?
起業当初は1つだけだった銀行口座も、事業が成長していくにつれて、
- 取引先の要望
- 補助金や融資の関係
- 特定地域の取引
など、さまざまな理由でどんどん増えていきます。なかには「もう使ってない」という口座もあるかもしれません。
結論:よっぽどのことがない限り、減らす必要なし!
この点について、創業支援の現場をよく知る専門家の結論は明快です。
「基本的には減らす必要はありません」
なぜなら、どの金融機関とも“つながり”を持っておくことが、将来的な取引のきっかけになり得るからです。
銀行営業マンの“本音”と“行動”を知ろう
銀行の営業担当者(営業マン)も人間です。取引のない口座を見つけたときの対応は、担当者のタイプによって大きく異なります。
こんな営業マンもいる!
- 「お、この口座動いてないな…新しい提案を持っていこう!」という攻め型
- 「なんか気まずいし連絡しないでおこう…」という静観型
つまり、口座が存在するだけで、チャンスが生まれることもあるというわけです。
口座解約の“心理的デメリット”とは?
口座を減らしたい理由として、「使ってないから」「整理したいから」という声もありますが、実は一度解約した金融機関との“再接続”は意外と難しいことも。
解約の心理的ハードル
- 銀行側から「一度振られた」印象を持たれる
- 新規口座開設がしづらくなる
- 営業マンのモチベーションが下がる
一度解約してしまうと、次にまた口座を開こうとしたときに、「前も閉じましたよね?」というような微妙な空気になることもあるのです。
謎の講座を残すことのリスクはある?
「じゃあ使わない口座をずっと放置していてもいいの?」というと、それも注意が必要です。
放置によるリスク
- 通帳・印鑑の紛失
- 不正利用のリスク
- 入出金履歴が曖昧になる
とはいえ、これらはきちんと管理しておけば回避できますので、要は“管理できる範囲で残しておく”ことが大切なのです。
実は“担当変更”がチャンスになることも
口座があれば、担当者が変わったタイミングで新しい提案や接点が生まれる可能性があります。
「担当が変わりましたので一度ご挨拶に…」
という形で、新たな営業担当が連絡してくることも。そこで関係性が深まり、融資などの提案が入るケースもあります。
まとめ:口座は“資産”でもある。むやみに減らさず、管理の質を高めよう
銀行口座は単なる“お金の通り道”ではありません。金融機関との関係性を築くための“接点”であり、“資産”ともいえます。
ですので、
- すぐに使わない口座でも残しておく価値がある
- 解約する場合は、今後の取引リスクも慎重に検討する
- 口座の管理体制を整えておく
この3点を意識しておくことが、法人経営においては大きな差になります。
フリーダイヤル tel:0120-335-523