
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
起業時の融資審査で「預金通帳」が超重要なワケ
~金融機関がチェックする“あなたの素顔”~
通帳は「あなたの生活の鏡」
創業融資を検討している皆さま、ズバリ言います。
「預金通帳を見せたくない」と思っているなら、融資審査のスタートラインに立てません。
通帳は単なる“お金の出入りを記録した紙”ではありません。
むしろ、金融機関にとっては、あなたの生活スタイルや金銭感覚、経営者としての資質を見抜く最強の資料なのです。
「えっ?そんなに通帳って重要なの?」と思われた方、はい、ものすごく大事なんです。
金融機関が見ている「通帳」のポイント
では、実際に金融機関は、通帳の何をチェックしているのでしょうか。
大きく分けて、次のような点を見ています。
1. 生活スタイルが見える
毎月の収入・支出の傾向から、どのような生活を送っているのかが一目瞭然。
派手な使い方をしていないか?無駄な支出が多くないか?家計のバランス感覚があるか?
こういった“生活の姿勢”が読み取れます。
2. 引き落としの安定性
家賃や水道光熱費、クレジットカードなどの引き落としが、毎月きちんと行われているかどうかも大事な判断材料。
「今月だけ引き落としがされていない」といった記録があると、それだけで信用性に疑問がもたれかねません。
3. 貯蓄の習慣
通帳にコツコツと貯金がされているかも重要です。
たとえ多額の残高がなくても、計画的に積み立てている様子があれば、高く評価されることもあります。
4. 保険・投資・資産構成
生命保険料の引き落としや、証券会社からの入金記録などがあれば、保険や投資への意識もわかります。
通帳一冊で、あなたの「経済人としての顔」がほぼ丸裸になるのです。
法人名義だけでは不十分!「個人通帳」も必須
「うちは法人設立してるから、法人の通帳だけで十分でしょ?」
…こう思っている方、残念ながらそれは間違いです。
創業融資においては、個人の通帳も必ずチェックされます。
なぜなら、創業初期の法人には実績がなく、その法人を動かす“人”の素性をしっかり把握しないといけないからです。
言い換えれば、あなた個人の通帳こそが、金融機関にとっての最大の判断材料なんです。
通帳を通じて見られているのは「人間性」
審査担当者は、決して「お金がある・ない」だけで判断しているわけではありません。
その人が、これまでどうやってお金と向き合い、どういう生活をしてきたか――
そういった“生き方そのもの”を見ようとしているのです。
つまり、通帳は「あなたの人間性を映し出す鏡」。
誠実に、計画的に、前向きに生活してきたかどうかが、そこには表れます。
見せたくない気持ちはわかる。でも…
「生活丸見えじゃないか…恥ずかしいな」
「妻に内緒の貯金もあるし…」
その気持ち、よくわかります。でも、通帳を見せるというのは、あなたの信用を証明する第一歩。
見せたくない=信用できない、という構図にもなりかねません。
それよりも、「この通帳を見てください。私のこれまでの歩みです」と、堂々と差し出す姿勢が大事なのです。
自己資金の確認にも使われる
創業融資では、「自己資金がどのくらいか」「どんな経緯で貯めたのか」が厳しくチェックされます。
通帳の記録をたどることで、コツコツ積み立ててきたか、あるいは急に誰かから振り込まれたお金かも分かります。
自己資金の定義は「自力で貯めた、返済義務のないお金」。
通帳なしには証明ができないのです。
通帳で評価されるための準備ポイント
ここまでの内容を踏まえ、審査前にできる準備としては、次のような点に注意しておくと良いでしょう。
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毎月の引き落としを安定させる
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無駄遣いを控える
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自己資金は少しずつ積み立てる
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資金移動はなるべく分かりやすくしておく
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複数口座がある場合は、全体の動きが分かるよう整理しておく
融資審査は「お願いベース」
最後に強調しておきたいのは、融資はあくまで“お願いベース”だということ。
金融機関は、毎月あなたと取引してくれるわけではありません。
それでも、あなたにチャンスを与えるために審査をしてくれているのです。
そのためには、正直に、誠実に、自分をさらけ出す姿勢が何より大切。
通帳を見せることは、その第一歩です。
「見せる覚悟」が未来を開く
起業という挑戦に、金融機関の力を借りるのは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、「応援したい」と思ってもらえるよう、自分の真摯な姿勢を示すことが求められます。
預金通帳は、あなたの信用の証。
審査に向けての“通帳整備”は、未来へのスタートダッシュとも言えるでしょう。
あなたの熱意、誠意、そして生活力――
それを伝えるのが、通帳なのです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523