
IT業種でも使える!ものづくり補助金を活用した開発事例のご紹介
はじめに
「ものづくり補助金」という名称から、製造業向けの制度だと思われがちですが、現在はIT業種・サービス業も幅広く対象となっています。
本記事では、ものづくり補助金の概要とともに、IT企業が実際に活用した開発事例をご紹介し、採択のポイントや活用のヒントをお伝えします。
ものづくり補助金とは
ものづくり補助金はその名の通り、出来た当初はものづくり企業の製造業が中心の補助金でした。
ただ現在は、サービス業を中心に様々な業種に門戸が広がっており、IT業種も活用が可能な制度となっています。
自社の強みを活かした新サービスの開発や、業務プロセスの抜本的な改善につながるシステム開発などで、補助金の活用を検討できるケースが増えています。
弊社で支援したIT業種の採択事例
弊社ではIT系の企業の採択に多く携わっております。一例では、以下のような開発案件があります。
- 医科クリニックの予約管理システム
- ブロックチェーンを活用したFintech系サービス
- リアル店舗での店員の情報支援
- データ保存管理
- プリントソリューション開発
- プロジェクト管理
- 特定業種の予約管理
以下では、それぞれの事例のイメージを簡単にご紹介します。
医科クリニックの予約管理システム
医科クリニック向けに、予約管理・受付・カルテ連携などを一元管理するシステムの開発事例です。
既存の汎用予約システムとは異なり、診療科目や診療時間、検査枠など、医療業界特有の運用に対応したビジネスモデルが評価されました。
ブロックチェーンを活用したFintech系サービス
ブロックチェーン技術を活用し、決済・記録管理・トレーサビリティなどを実現するFintech系サービスの開発事例です。
単なる技術導入ではなく、既存サービスとの差別化や新たな付加価値の創出が明確になっている点がポイントとなりました。
リアル店舗での店員の情報支援
リアル店舗において、店員が顧客情報や商品情報を即座に参照できる情報支援システムの開発事例です。
接客力の向上や、在庫・販促情報との連携による業務効率化など、現場の課題を解決するビジネスモデルとして評価されました。
データ保存管理
企業内外のデータを安全かつ効率的に管理する、データ保存管理システムの開発事例です。
セキュリティやバックアップ、アクセス権限管理などを組み込むことで、既存のクラウドストレージと差別化された仕組みとなっています。
プリントソリューション開発
大量印刷やオンデマンド印刷など、特定の業務フローに最適化されたプリントソリューションの開発事例です。
単に印刷するだけでなく、受注・データ入稿・加工指示などを一体化したワークフロー構築が特徴となっています。
プロジェクト管理
特定の業種・業務に特化したプロジェクト管理システムの開発事例です。
一般的なプロジェクト管理ツールでは対応しきれない、現場特有の工程管理・原価管理などを組み込んだ点が差別化の要素になりました。
特定業種の予約管理
美容・医療・士業など、特定業種のニーズに特化した予約管理システムの開発事例です。
単なる予約機能にとどまらず、顧客管理・継続フォロー・キャンセル率低減などの仕組みを組み込んだビジネスモデルが評価されました。
採択のポイント
これらは一見するとどこでもありふれたものなのですが、ビジネスアイデアとして競合他社との差別化が図れる秀でたビジネスモデルとなっております。
ものづくり補助金におけるIT開発案件のポイントは、単なるシステム開発ではなく、
- 誰の・どんな課題を解決するのかが明確であること
- 既存サービスとの違い(差別化要素)が説明できること
- 生産性向上・付加価値向上・収益性の改善につながるストーリーがあること
といった点です。ありふれて見えるテーマでも、ビジネスモデルとしての工夫や独自性を打ち出すことで採択につながる可能性があります。
補助金活用に関心のある方へ
ITを活用してビジネスモデルを考えている方々、ものづくり補助金を活用して開発できるかもしれません。
新規サービス開発や自社プロダクトの立ち上げ、既存業務の大幅な効率化など、「チャレンジしたい構想はあるが、開発コストがネックになっている」という場合にこそ、補助金活用を検討する価値があります。
ご相談・お問い合わせ
ものづくり補助金を活用したITシステム・サービス開発にご関心のある方は、こちらからお気軽にご連絡ください。
アイデア段階のご相談から、事業計画の整理、申請書作成のポイントに至るまで、状況に応じてサポートいたします。
よくある質問(FAQ)
Q. ソフトウェア開発だけでも、ものづくり補助金の対象になりますか?
A. ソフトウェア開発であっても、生産性向上や新サービス創出に資する取組であれば対象となる可能性があります。ハードウェアを伴わないITシステム開発でも、ビジネスモデルや付加価値の向上が明確であれば検討に値します。
Q. 既に市場にあるサービスと似ている場合でも申請できますか?
A. 既存サービスと似ているテーマでも、ターゲット・機能・運用方法などで差別化が図れていれば申請自体は可能です。「なぜ自社がやる意味があるのか」「既存サービスでは解決できない課題は何か」を整理することが重要です。
Q. まだ構想段階なのですが、相談しても大丈夫でしょうか?
A. もちろん問題ありません。構想の段階から補助金を意識して整理を始めることで、後から無理に条件を合わせる必要がなくなり、結果的にスムーズな申請につながります。お気軽にご相談ください。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引 主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。


























